globeのKEIKOがTwitter更新、糾弾された小室哲哉は「物悲しそう」

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 globeのボーカルで病気療養中のKEIKOが今月14日、およそ1年1カ月ぶりにTwitterを更新。「お久しぶりです。Twitter再開しようと思いまーす よろしくお願いします」とツイートし、ファンからは歓喜の声がわいた。

 KEIKOがくも膜下出血で倒れ、緊急手術を受けたのは2011年10月のことだった。以来、KEIKOは療養に専念し、公に姿を現すことはほとんどない。Twitterでは、ほぼ毎日「お休みなさい」とツイートしていたが、それも2017年12月11日を最後に途絶えていた。

 そして昨年1月、KEIKOの夫・小室哲哉が「週刊文春」(文藝春秋)に不倫を報じられたことを機に、引退を表明。会見を開いた小室は不倫を否定したが、くも膜下出血の後遺症で記憶障害などが残った妻・KEIKOの介護に「疲れてしまった」との胸の内を吐露していた。ところが7月になると、今度はKEIKOの親族や知人が、小室が会見で語っていたことは「嘘ばかり」だったと「週刊文春」に告発し、波紋を呼んだ。

 昨年1月の会見で小室は、KEIKOについて「女性から女の子みたいな優しい笑顔、性格になった」「音楽に興味がなくなって」「今は小学4年生くらいの漢字のドリルをすごく楽しんでやる」と説明。夫婦の関係性について「大人の女性としてのコミュニケーションが日に日にできなくなってきて」「聞いてくれるんだけど、理解をしてもらっているのかなと思う」とも語っていた。

 しかしKEIKOの親族や知人は、「(会見での)桂子に関する彼の話はほとんど嘘」「彼は介護らしいことは何もしていません」「そもそも、今の彼女は要介護者ではない」と、小室を糾弾。KEIKOはひとりで買い物に出かけるなど日常生活に全く問題はなく、カラオケで歌うこともあるそうだ。さらに、小室はKEIKOと積極的にコミュニケーションを取ろうとはせず、「介護らしい介護」は何もせずスタッフや付き人など「人任せ」にしていたという。小室が会見で語った言葉にKEIKOも傷ついていたとあった。

 会見で介護疲れを吐露していた小室と、介護らしい介護はしていないと憤る親族や知人の証言は完全に食い違い、肝心のKEIKOに対する見方も違う。あるいは小室自身は嘘を語ったつもりはなく、彼の望むコミュニケーションが出来ないことで虚しさを覚えていたのかもしれない。小室自身も、C型肝炎や耳鳴りなどで闘病生活を送る身だ。

 ただ、不倫報道および小室会見への反論に際しても、KEIKO自身は公に出ることもTwitterを更新することもなく、沈黙を貫いていた。ずっと気がかりだったファンは、KEIKOのTwitter再開で安堵したことだろう。

 小室はというと、引退会見以降は表舞台に登場することもなくなったが、Instagramは時折更新している。昨年5月に久々に投稿した際には、まず「ストレスからの精神安定、難聴」など自分自身の体調を改善すべく「静養」しているといい、「(KEIKOの)介護の解決策など山積ですが、おかげさまで静かに生活させていただいています」と綴っていた。

 昨年11月には、エイベックスの松浦勝人会長がInstagramに小室の動画を投稿。「仲間の前で久々に少し照れながらピアノを弾いてくれた。その姿はどこか物悲しそうだった。そして聞いている人は泣いていた」とし、かつて小室のピアノに「こんな天才はもう出てこないだろう」と心を動かされ、パートナーシップを結んでビジネスを展開してきたことを回顧した。しかし今の“物悲しそう”な小室の姿には、「またその才能を何かに奪われたような気がして悲しくてならない」と忸怩たる思いを抱えているそうだ。

 一連の報道が、小室の音楽への意欲を奪ってしまったと松浦氏は捉えているのだろうか。「どうにかこの才能を応援し、これからも彼に付いていくつもりだ」とも綴っており、松浦氏としてはこれからも小室のバックアップを続けていくと決めているのだろう。

 KEIKOのツイートには、ファンから「お帰りなさい」「待っていました」と多くのリプライがついている。ファンとしてはいつかまた、KEIKOと小室が音楽を届けてくれる日が訪れることを願わずにはいられないのかもしれない。

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