唯一、12月26日に、昨年4月に入ったばかりの研究生が1人、「ルール違反があった」として処分を受けているが、これで納得していないから山口は告発に踏み切ったはずだ。そして一カ月の間に「太野の部屋から男が出てきた」という“誤解”が解けることもなかったため、現在の“犯人探し”につながっている。
山口が被害届を取り下げたのは、NGTを守るためだったはず。彼女が守りたいのは、真面目に活動しているメンバーの私生活が脅かされることのない、健全なNGTだろう。悪質行為をしてきたメンバーを放置したままで、他のメンバーの安全は守られない。NGTを運営する株式会社AKSは第三者委員会を組織して調査を継続すると宣言しているが、第三者委員会の調査で「E子ら複数のメンバー」の存在や、運営サイドが犯行グループとなった男たちのアイドルへの過剰な接触行為を黙認していたという話も明るみに出るのだろうか。
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