ドラマ『グッドワイフ』の弁護士は時代遅れ!? ハラスメント発言に疑問の声

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 神山の発言だけでなく、法廷シーンでは男性弁護士が杏子に高圧的な態度をとる場面もあり、それに対する批判的な視点も作中では薄いことから「ハラスメント描写が多い」「法廷ドラマなのに時代遅れな弁護士ばかり」と、視聴者から演出に疑問の声が相次いだ。このドラマはあくまでも主婦目線を重視しているが、裕福なエリート家庭の主婦だったのに妙に庶民派な杏子への違和感もある。

 一方で、「神山所長の言葉で杏子が変わる様子がカッコよかった」「杏子がここからどう認められていくのか楽しみ」と、逆境に立たされている杏子の快進撃を期待する視聴者も多いようだ。また第1話は互いが互いを訴えるという複雑な裁判を、分かりやすい演出でまとめており、とっきやすさはあった。

 アメリカではシーズン7まで制作されている人気シリーズで、事務所内での不倫や独立騒動など日本では「ドロドロ」と形容される展開もあるなど、痛快さや爽快感ばかりを提供する弁護士ドラマではないと言える。杏子は夫の無実を信じて奮闘する健気な妻というわけでもない。

 常盤貴子は公式サイト上のインタビューで「このドラマは誰がどこで裏切るかわからない危険性をはらんでいて油断ならない!」と見どころを明かしている。第2話では神山の父であり事務所の名誉顧問である代表弁護士が、酒酔い運転と公務執行妨害の容疑で逮捕され、杏子はその弁護を担当するが、早速「裏切る誰か」が現れるのだろうか。痛快リーガルドラマではない、複雑で重厚な面白さに期待したい。

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