インターンに参加した新卒社員の離職率、なぜ低い?理由は「職場の人間関係」にあった

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めまぐるしく変化を続ける就活の在り方

 とはいえ、学生側からしても、学業が疎かになってしまうため長期間のインターン参加が難しいという事情はあるだろう。そのため、企業も短時間でインターンをまとめるしかなく、どうしても薄味な内容になってしまうのかもしれない。こうしたミスマッチには、もどかしさを覚える。

 そこで最近は、学生がインターンに参加しやすいよう、インターンに単位認定を行う大学が増えているようだ。文部科学省の「平成27年度 大学等におけるインターンシップ実施状況について」によれば、インターンシップを単位認定している大学(学部・大学院)は前年度より15校増の581校で、全体の74.3%を占める結果となった。今後、大学生のインターン参加はより促進されるだろう。

 インターンは、学生と企業、どちらにとっても時間とコストがかかるが、適切に機能すれば利点が多い。学生は入社する企業のミスマッチを防ぐことができるし、なにより社会に出た自分の姿を具体的にイメージし、将来を見据えることができる。もちろん、企業側からしても早期離職のリスクを避けることにつながる。ここ数年、就活はその在り方がめまぐるしく変化しているが、よりブラッシュアップされたインターン制度が広まることが望まれる。

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