“ブルーハーツカバーCM”問題で高畑充希の評価があがるワケ

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大塚製薬 公式サイトより

 昨年末から放送されている「カロリーメイト」のテレビCM「心の声篇」に、賛否の声が上がっています。学校でのワンシーンや通学中、図書館や実際の受験会場まで“受験生の日々”が描かれた同CM。蒔田彩珠さんをはじめとする受験生たちが、THE BLUE HEARTSの名曲「人にやさしく」を口ずさみ、最後には「見せてやれ、底力」というキャッチコピーが流れます。

 受験生を扱ったCMはこの季節に多くなるもので、受験から遠く離れた大人たちには「泣ける」「感動した」と評判のこのCM。しかし当の受験生からは「めちゃくちゃ焦るからやめてほしい」との意見も続出しているようです。

 そしてもうひとつ議論になっているのが“ブルーハーツのカバー問題”。

 実は、同時期に放送された東芝のCMでも、有村架純さんが「情熱の薔薇」をカバー。終盤では有村さんの声に本家・甲本ヒロトさんの声が重なる演出になっていますが、カロリーメイトと同じように“女の子がブルーハーツを優しく歌う”シーンがメインになっています。

 楽曲が歌い継がれることを喜ぶファンがいる一方で「ブルーハーツの曲を謎にカバーするCMは禁止してくれ」「可愛い女の子が可愛くブルーハーツを歌うCMには飽き飽きだよ」「ブルーハーツを素朴に歌うシリーズやめて!」と批判的な声も少なくありません。

 過去に「earth music&ecology」のCMで宮﨑あおいさんがブルーハーツを歌った際も、「上手ではない」「可愛いけど狙いすぎてる感ある」といった声はありました。いずれにしろ、ブルーハーツの曲をCMで使いたい(女優さんに歌わせたい)広告マンはめちゃくちゃ多いんでしょうね。

 さて一連のブルーハーツカバー問題を受けて、なぜか名前が上がっている女優が、高畑充希さんです。「カバーするなら高畑充希の『紅』くらいやってよね」と、高畑さんがX JAPANの「紅」を全力で歌ったNTTドコモのCMを褒める声が出ているわけです。全力歌唱には「上手いけどウザい」とウンザリめな反応もなくはなかったものの、YOSHIKIさんがTwitterで「なんか凄い……いい意味で!」と反応するなど、話題性は抜群でした。

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