副業禁止の会社が多数派でも、それでも副業をしたほうが良い理由

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副業禁止の会社が多数派でも、それでも副業をしたほうが良い理由

 前述のように、副業を禁止している会社が依然として、多数派であることは事実です。それでも、会社員が副業を始めることで得られるメリットは大きく、諦めてしまうのはあまりにももったいないことです。私自身は、転職を検討してでも、あるいは、副業OKの雇用形態に変更してでも(たとえば、正社員を辞めて派遣社員やパート社員になってでも)、実行する価値があるものと感じています。

 とはいえ、生活を考えればそう簡単に転職や雇用形態の変更ができないことは承知しています。まずは、就業規則を確認しましょう。明確に副業が禁止されている場合には、たとえば、自分自身に代わって事業主になってくれるパートナー(親、兄弟、配偶者など)を見つける(自分はボランティアとしてお手伝いに徹する)など、次の一手を模索しましょう。

 収入源を複数持つことは、何より、「会社に縛られない自由な生き方」を選択しやすくなることにつながります。また、「今の会社がすべて」という逃げ場のないプレッシャーから、自分を解放してくれる存在にもなり得ます。本業だけに依存する状態は、「取引先が一社しかない企業」と同じです。あなたがそんな会社の営業部長だったとしたら、「今すぐ取引先を増やそう!」と考えるのではないでしょうか?

副業を立ち上げ、収入源を複数持つと……

1.会社に依存しない自立心と経済力が身につく

 自分で仕事を創り出すことができるようになると、「自分でお金を稼ぐ力」が身につきます。突然のリストラによる失業や、家庭の事情によるやむを得ない退職なども怖くなくなり、定年後の生活や介護についても、柔軟性の高い生活を選択できるようになるでしょう。

2.仕事の総合力が身につく

 会社勤めでは、全体のごく一部分の業務を担当することがほとんどです。ところが、副業であっても、自分で責任を持つビジネスを始めるならば、営業、広報、経理、総務など、さまざまな業務の基礎を経験することになります。さまざまな体験や仲間との交流は、視野と見識を広げてくれます。

 副業は、ほかにもたくさんのメリットをあなたにもたらしてくれます。職場で安定した収入を得ながら、リスクに備えることができるのですから、ぜひ、計画的に進めてみてください。

 副業禁止の会社に勤めている人でも、今の段階ではボランティアとして活動し、趣味のサークルを立ち上げてみるなど、準備できることはたくさんあると思います。最初の一歩を踏み出してみましょう。

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