嵐「活動休止」まで重ねた話し合い一年 「全員が納得する形の着地点」にファンも異論なし

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「嵐」としての責任

 会見では「活動休止は無責任、との見方もあるが」という質問が飛び、これについてネットでも「誰も無責任等と思わない」と批判の声が上がっているが、櫻井と二宮はクレバーな回答をしていた。

櫻井「無責任か、というご指摘に関しましては、我々からの誠意は2年近くかけて感謝の思いを伝えていく期間を設定した。これは我々の誠意です。それが届くように、これからも沢山の言葉をお伝えし、沢山のパフォーマンスを見てもらい、それをもって判断をしていただくことかと」

二宮「僕は(区切りをつける気持ちは)なかったです。リーダーのせいでこうなったということは、同じくらいゼロです。もちろん人間なので絶対はないです。僕はありがたいことに楽しく活動させていただいていたので、思ってはいませんでしたが、僕らはみんなでやりたいと思った時にやるし、みんなでやりたくない時はやらない。ひとりが『やりたくない』と言う時は、どうしてそう思うのかみんなで話し合って決めていく。もし、リーダーが悪者に見えるのであれば、それは我々の力不足です」

 2年という猶予期間はファンのため、またグループとして契約している仕事のためでもあるだろう。全国ツアーは今年いっぱいのスケジュールとなっているが、2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催が予定されており、嵐がその放送に絡むことも織り込み済み。逆算して2019年1月に発表を持ってきたことまで含め、スキのない周到な計画としか言いようがない。この2年は嵐としての責任を果たすための期間だ。

 2020年12月31日をもって嵐としての活動は休止。大野はジャニーズ事務所に所属したまま芸能活動休止に入る。だが活動休止期間の定めはなく、「また5人で再開できればなと思っています。先のことは明言できないですね(松本)」と、メンバーたちは含みを持たせている。

 彼らより年長のアイドルグループとしては、V6やTOKIO(音楽活動は休止中)、Kinki kidsらの存在もあるが、グループごとにカラーは全く異なる。嵐が嵐のカラーのまま、40代に突入していく姿というのは、ファンでも想像しづらいのではないか。40歳手前にして「嵐の活動を休止する」という判断は納得のいく落としどころであり、だからこそファンを含め一般の反応は、驚きもありつつ受け入れる声が圧倒的に大きいのだろう。

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