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嵐の活動休止に影響を与えたSMAP解散。ジャニーズ事務所の人権無視構造は変わったのか

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 多くの人を驚かせた、嵐の活動休止報道。1月27日に行われた記者会見では、大野智の口から活動休止の理由が語られたのだが、そのなかで出てきた「2017年6月中旬」という数字にSMAPとの関係性を指摘する声が出ている。

 嵐の活動休止記者会見のなかで大野智は、活動休止が話し合われていった経緯についてこのように説明していた。

<2017年6月中旬ごろですね、メンバー4人に集まってもらってですね、自分の思い、気持ちを話させていただきました。自分の嵐としての活動をいったん終えたいと。自分の思いとしては、自由に生活を一回してみたいとメンバー4人に伝えてですね、その後、何度も何度も話し合いを重ね、期限を2020年をもって嵐を休止するかたちになりました>

 その後、メンバーそれぞれと個別に会って話し合いを進めたうえで、2018年2月にジャニーズ事務所に報告、そして、2018年6月に嵐の活動休止の決断がくだったと大野智は説明している。

 この「2017年6月中旬」というのは、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾がジャニーズ事務所とのマネージメント契約の終了を発表した時期と符号するのだ。

 SMAP解散騒動について簡単に時系列を整理しておくと、まず、2016年1月13日に独立騒動がメディアに取り上げられ、同年8月14日に年内いっぱいで解散することが発表された。

 そして前述の通り、翌2017年6月18日に元SMAP3人のマネージメント契約終了がマスコミ各社に伝えられ、同年9月9日付で正式にジャニーズ事務所を退所している。

 大野自身が会見で「自由な生活をしてみたい」と語っている通り、今回の決断にいたるまでの心境の変化は一言では言い表せない。ただ、そういった思いを抱いた背景に、ジャニーズ事務所の発展に大きく寄与した先輩が辿った、あまりに無慈悲な末路が影響を与えている部分も少なからずあるだろう。

SMAP解散騒動での批判を受けてジャニーズ事務所は変わった?

 前述の会見で大野は<やっぱり終えたいという思いになったときには、やはりこの事務所を辞めなくては、けじめというものが自分のなかでつかないなと思っていた>と語り、当初は嵐の活動休止と同時にジャニーズ事務所からの退所も考えていたようだが、メンバーや事務所スタッフとの話し合いの末に<お休みということでいいんではないか>との結論に落ち着き、復帰がいつになるかはわからないが、取り敢えずジャニーズ事務所には所属し続けることになるという。

 このような落としどころにいたった背景には、やはり、SMAP解散騒動において世間から受けた批判が、タレントを奴隷のように束縛するジャニーズ事務所の構造を変えたという側面もあるだろう。

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