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準備万端だった嵐の活動休止会見は、関ジャニ∞・渋谷すばるの脱退会見とは対照的

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Johnny’s net公式サイトトップページより

 1月27日、国民的アイドルグループ・嵐の活動休止が突如発表され、ファンのみならず日本列島に激震が走った。この日、嵐が行った会見では、記者から「無責任」という発言も飛び出したが、櫻井翔や二宮をはじめ、メンバーの「嵐らしい」対応に、絶賛の声が続出。グループは大いに株を上げた。活動休止は昨年6月に決定しており、かなり用意周到に計画された会見だったことは間違いない。

 27日、都内のジャニーズ事務所で行われた嵐の活動休止会見には、100人以上の報道陣が詰め掛けた。リーダーの大野智の口からは、「自由に生活をしてみたいとメンバー4人に伝え、その後、何度も何度も話し合いを重ねて期限を設け、2020年をもって、嵐を休止するという形になりました」と、自身の申し入れが活動休止のきっかけであることが明かされた。二宮和也が「5人でなければ嵐ではない。100%のパフォーマンスはできない」と語ったように、活動休止の決断はメンバー5人の総意であるという。

 しかし会見では、記者から失礼な質問も飛んだ。人気アイドルグループが表舞台を去るという事態に、「『無責任』という指摘もあると思う。今回は大野さんが矢面に立つというか、悪者にされてしまう可能性もある」と、その責任を問うものだ。

 この瞬間、櫻井はパッと表情を変えて「無責任かというご指摘に関しましては、このあと2年近くかけて感謝の思いを伝えていく期間を設定した。これは我々の誠意です」とすかさず反論。さらに二宮も、「リーダー(大野)のせいでこうなったということはゼロです」「僕らはみんなでやりたいと思ったときにやるし、みんなでやりたくないときはやらない。でも、ひとりがやりたくないというときは、どうしてそう思うのかみんなで話し合って決めていく。もしリーダーが悪者に見えるのであれば、それは我々の力不足です」と明言した。

 この櫻井とニ宮の対応は、まさに完璧だった――世間は、不躾な質問をぶつけたメディアをバッシングし、大野をかばう発言をした櫻井や二宮は、大いに株を上げた。この一幕によって、見るものに仲の良い「嵐らしさ」を印象づかせ、絆の堅いグループというアピールに成功したことは言うまでもないだろう。

 さらに櫻井は、翌日放送の『news zero』(日本テレビ系)に出演し、くだんの「無責任」質問に言及した。櫻井は「(あの質問で)自分の中で温度が少し上がったというのはある。あのご質問をいただいたおかげで、結果としてきちんと我々の思いの丈が温度を乗せて伝えることができた」と、感謝さえ述べていた。また、有働由美子アナから嵐の復活について尋ねられると、櫻井は「あります、あります」と即答。「いつかまた、5人揃ってのパフォーマンスというのを頭の片隅に置きながら、2020年12月31日以降はそれぞれが活動していくことになると思います」と語り、ファンを安心させた。

 活動休止発表と同時に会見を開き、不届きな記者からの質問によってグループの絆をアピール。さらに櫻井は翌日のニュース番組でソツのないフォローを行う――あまりに首尾が良く、完璧な流れだった。会見自体、メンバーの言葉や役割はもちろん、カジュアルでありながらトーンカラーを揃えた衣装スタイリングなど、すべてが「嵐らしさ」を意識したものだった。ともすれば暗い雰囲気にもなりかねない活動休止会見の場だが、前向きで明るい印象を与えた嵐の所作は、百点満点のデキだったといえるだろう。

嵐が活動休止に至った慎重なる経緯とファンに見せた「誠意」

 大野智が活動休止を申し入れたのは2017年6月中旬だったと明かされ、メンバーの意志が固まり、ジャニーズ事務所に報告したのは2018年2月のことという。そして、2018年6月には事務所も合意している。

 つまり、活動休止決定から会見まで、約半年の時間があった。この間、嵐は打ち合わせを重ね、ひとつひとつのセリフ、表情、立ち振る舞いまで、抜かりなく準備していたはずだ。ともすれば、記者の「無責任」質問まで織り込み済みだった――と考えられなくもない。もちろんメンバ−5人だけではなく、事務所スタッフ、記者会見の専門家のアドバイスも仰いだと考えられる。

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