昨年10月には、売れっ子俳優の松坂桃李が、非・性的なオイルマッサージを提供する店の従業員への性的いやがらせの常習犯であると、同じく「週刊新潮」が報道。女性従業員や店側の告発によるものだったが、店としては常連客で芸能人の彼を咎めることもできず困っているとあった。従業員の安全を考えれば、迷惑行為をする客には店の責任者が毅然とした態度で拒絶を示すべきだろう。でなければ「受け入れられている」との誤解も招きかねない。
いずれも事件化してはいないが、もし事実なのであれば、由々しき問題だ。性的なサービスを受けたいのであれば、性風俗を利用すべきである。しかるべき業態の店は日本には豊富にある。また、繰り返しになるが、たとえ性的サービスを提供する従業員であったとしても、「できること」と「してはいけないこと」を明示している店がほとんど。「してはいけないこと」の強要は、あってはならない。
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