また、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)も、ヘイトが飛び交う現状を問題視する、このようなツイートを投稿した。
<新井浩文が在日朝鮮国籍だとわかった瞬間にバッシングが何万倍にもなる。国籍で人を決める人種差別主義者が日本には少なからずいる>
村本のこの発言には<被害者がいることを忘れてないか?>などという反論が飛び交っているが、上に引いたインターネット上の言葉を見ればわかる通り、ヘイトを煽っている人たちは被害者が受けた身体と心の傷を慮ってなどいない。性犯罪への憤りを演じながら、ただ、新井の犯罪を「在日バッシング」「在日ヘイト」の道具にしているだけだ。
重ねて言うが、報道されている内容が真実なのだとすれば、新井の犯罪は真摯な謝罪と深い反省を必要とするものである。しかし、それと彼の出自はまったく関連のないものだ。犯罪と出自を結びつけてこれほどまでにひどい言葉が飛び交う異常な社会状況は、決して野放しにしてよいものではない。
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