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稲垣吾郎の番組も終了? ジャニーズへの業界忖度で落ち続けるテレビの信用度

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「祝8年目突入」なのに終了なの?/『ゴロウ・デラックス』公式webページより

 TBS系の読書バラエティ番組『ゴロウ・デラックス』が今春を持って終了することが内定した、と2月5日付の日刊スポーツが報じた。「良質な教養番組として評価が高かった」が、「春の改編を機に、一区切りつける形となったようだ」としている。

 春と秋に番組編成を見直すのはテレビ業界の慣例。しかし『ゴロウ・デラックス』打ち切りの報に、ネット上では「ゴロウ・デラックスは作家自身がその本の話をしてくれる。 こんなシンプルな素晴らしさを持つ番組が他にある?」「こういった番組が無くなることは日本の文化の衰退を意味する」など、存続を望む声が続々と寄せられている。

 『ゴロウ・デラックス』はそのタイトルからわかるように、MCを稲垣吾郎が務める稲垣の冠番組だ。同局の外山恵理アナウンサーと共に、<課題図書>として毎週1冊の話題書やベストセラーなど、さまざまなジャンルの本を紹介。毎回ゲストを招き、話を聞くというスタイルで番組が進行する。番組のスタートは2011年4月15日で、現在は毎週木曜日の深夜0時58分からの放送だ。

 深夜の時間帯のため、筆者は毎週欠かさず視聴していたわけではない。ただ、観るといつも「本と著者を大切にする非常に良質な番組だなぁ」という感想を持った。本好きにはとても心地いい空気を感じる番組、と言えばいいだろうか。教養番組だけれど、決して押しつけがましい雰囲気はない。それでも「あぁ本を読みたい」と観終わったあとにしみじみと思わせてくれるような放送内容なのである。

 深夜の放送ゆえ、おそらく視聴率はそう高いものではなかっただろう。それでも2011年からいままで、何度か放送時間帯の変更などを経ても続いてきたのは、決して派手ではないけれど「これこそテレビで放送すべき番組である」と感じ、支持してきた多くのファンがいるからだろう。そしてそれはおそらくSMAPや稲垣のファンだけではないはずだ。純粋な読書好きがたくさんいるだろうと推測できる。

 そんな8年続いた長寿番組の突然の終了。日刊スポーツは「これまでも何度か番組存続について議論されることがあった」とした上で、「複数の関係者によると、このほど終了内定が決定した」と報じている。理由については言及されていないようだが、終了が事実だとすれば、どうしても脳裏にチラついてしまうのは稲垣が長年所属していたジャニーズ事務所からの圧力問題だ。そう考えているのは、筆者だけではないだろう。

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