NGT48山口真帆の「告発」と「真相」の明らかな矛盾を第三者委員会は公表できるのか

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「彼女の口をおさえようとてしまったのが、暴行とみなされました」

 「週刊文春」(文藝春秋)は独自取材を通じて、犯人グループは事件の約1年前からマンションの部屋を借りていた、と伝えており、AKSも新潟日報でこれを認めている。当初AKSが説明していた「山口の帰宅時間を聞かれて教えてしまったメンバーがいる」という話はどこかへ消えたようだ。

 事件の真相が分からないまま、事件は風化し始めている。そればかりか告発した山口真帆を責めるムードも流れ出している状況だ。

 ネットメディア「TABLO」編集長の久田将義氏は、同サイトにて「NGT48・山口真帆騒動の全真相 あの日なにが起きたのか なぜ警察は容疑者を解放したのか」と題した記事を掲載。<何人かのメンバーが犯行グループとつながっていたことは確かなようです>としつつも、次のような記述があった。

<山口真帆さんが帰宅して玄関のカギを開けたところで、背後からAとBが山口真帆さんに声を掛けます。気が動転した山口さんが大声をあげたために「そんなつもりではないんだ」と言いながら、彼女の口をおさえようとてしまったのが、暴行とみなされました>

<山口さんは、A、Bを見たことのあるファンだと分かりました。そこで少し冷静さを取り戻し、まず、同じマンションに住んでいるメンバーDを呼び出しました。その間、加害者A、Bは逃げ出さずにいます。ここがポイントで、暴行をしようと思ったりした人間がその場にとどまるものでしょうか>(記事から一部引用)

 これは山口が当事者として捉えた描写とはまったく印象が異なる。犯人グループが自力で住所を探したというのみならず、<「そんなつもりではないんだ」と言いながら、彼女の口をおさえようとてしまったのが、暴行とみなされました>とあり、山口も犯人たちと顔見知りであり話し合いのできる関係であったにもかかわらず、“暴行事件”化して逮捕されたことがおかしい、と言わんばかりだ。

 ただ、男たちに押し入られそうになった山口が、近所の公園まで男たちを連れて出て、話し合いをしていたと報じたのは、「週刊文春」や「フライデー」(講談社)も同様だった。

 これが「全真相」なのだとすれば、運営側が事件自体を公表しようとせず、重大事案として対応を取ろうとしなかったことの理由にはなる。

 それでも疑問は残るのだ。

・AKSのNGT寮の管理はどのような仕組みだったのか
・犯人たちが出てきた「向かいの部屋」は、本当に犯人たちが借りていたのか
・だとすれば、なぜ犯人たちはアイドルの住むマンションの「その部屋」を借りることができたのか
・犯人たちの借りた部屋にメンバーの出入りはあったのか

 山口と運営の言い分が食い違っている以上、ハッキリと言えば、どちらかが虚偽を伝えているということになるだろう。第三者委員会による公明正大な調査を望む。

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