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共働きで家事育児も週末の習い事も“夫への気遣い”も…成熟した妻とは

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Getty Images/Photo by evgenyatamanenko

 ほころびを強く感じる出来事について解決策を考えるうち、実は問題はずっと前から別のところにあった、と気づくことは多い。夫婦の関係においても同様だ。

 「ワンオペ育児」が話題となったり、共働きであっても稼ぎの少ないほうが家事育児を多く負担するのが普通と見なされたりする現在の日本社会において、夫婦間での揉め事は絶えず沸騰するトピックだ。今回、子供の習い事についての夫の参加ぶりに不満を抱いたトピ主が、ネットユーザーたちとのやりとりを経て、悩みの本質にたどり着くトピを紹介したい。

限界なのに、決断できません。

 トピ主(30代後半・女性・フルタイム勤務)には40代前半の夫との間に小学生の男の子が2人いる。夫の両親と敷地内同居をしている。彼女の悩みは、息子たちの休日のクラブ活動への保護者サポートに端を発している。

 夫は元々、人付き合いが苦手なタイプだったが、子どもたちがクラブチーム(団体競技)に入ると、それに関連して発生する付き合いをあからさまに嫌がるようになったという。「男の子2人なので、父親も参加して欲しい」とトピ主から再三お願いしても、参加した日は機嫌が悪くなるため、トピ主はかなり気を使っていたのだという。もちろん母親たちも活動をサポートする必要があり、トピ主は土日なく参加している。

 昨年の夏頃より、夫は仕事も忙しくなり、土日もクラブチームの手伝いをしなくてはならない空気(実際は月2回くらいしか参加していないそうだが)が強まって、イライラをトピ主にぶつけてくるようになった。夫本人は自覚していないようだが、「夫は元々甘えることが苦手で、怒りをぶつけることが唯一の甘えのようです」とトピ主は分析する。

 物に当たる、大きく音を出して威圧するなどの行為があるというから、そりゃあトピ主はじめ家族がかわいそうだ。しかし夫両親に相談したところ、「今は余裕がないんだろう、我慢してやってほしい。クラブチームの参加はやめさせてやってほしい」と言われてしまった。

「私が我慢すればいいのでしょうか。みんな、こんな風に我慢しているのでしょうか。

私の気持ちは伝え、もう限界だ、威圧するのをやめてほしい、相手のことを考えて欲しい、家族に思いやりを持って欲しいと話しましたが聞く耳持ちません。

『余裕がない、爆発しないとはいえない』と、私が折れるのを待っているようです。私はもう歩み寄れないことを伝えているのですが、なぜ分かってもらえないのかも、客観的に分からなくなってきました」

 トピ主としてはもう、夫に笑顔で話せないし、話そうとする気持ちもなくなっているが、「子どもたちはそれでもパパのことを慕っています」。ただ、離婚に踏み切れないのは「子どもたちのためだけではないような気もする」とトピ主自身も気持ちがはっきりとしない様子。何か意見が欲しい、という相談だ。

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