BTSは「政治化」するグラミー賞の舞台で何を語るのか?

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 登壇したRMは、<皆さんのストーリーを聞かせてください。皆さんの声と信念を聞きたいです。あなたが誰なのか、肌の色、ジェンダーのアイデンティティは関係なく、自分自身について話してください。自分自身を語ることで、自分の名前、そして自分の声を見つけてください>(2018年9月25日付ニュースサイト「モデルプレス」)と語っている。

 ここでRMが語る、「自分自身を見つめ直し、さらに、自分自身を愛しながら生きていく」ことの大切さを説いた言葉は世界中の人の心を打った。ちなみに、アルバムタイトルであり、国連スピーチの主題にもなっている「LOVE YOURSELF」は、「10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守り抜く」を活動コンセプトに掲げ、若者が抱える悩みや怒りを歌い続けてきたBTSの活動のテーマのひとつである。

 こういった背景のなかでBTSはどんなメッセージを発信するのか。おそらく、そこには若者のメンタルヘルスの問題について訴えかけ続けてきたBTSだからこそ語ることのできる言葉があるだろう。また、「東アジア出身のアーティスト」という、これまでグラミー賞ではあまり脚光を浴びたことのないアイデンティティを意識した言葉も予想される。

 BTSがどんなスピーチをするのかが楽しみだ。

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