
「anan」2019/4/3号(マガジンハウス)
日々目まぐるしい勢いで新たな才能にスポットが当たる芸能界だが、ジャニーズJr.内の6人組グループ「SixTONES(ストーンズ)」に注目が集まっている。
きっかけになったのは、同グループの楽曲「JAPONICA STYLE」のミュージックビデオ。2018年いっぱいで表舞台から退きジャニーズJr.を統括するジャニーズアイランドの代表に就任した滝沢秀明プロデュースによるもので、滝沢にとって初のMVプロデュース作品だ。
MVが公開されると、ネット上には「初めて見たグループだけど大スターになりそうな才能を感じる」「いままでのジャニーズにない独特な世界観がいいね!」「こんなカッコいいグループいたんだ。これはCDデビュー希望」とSixTONESの発見に沸く声が上がり、ファン層を着実に拡大しつつある。
また、今月21日~23日は横浜アリーナで単独コンサートを実施し、ツイッターではチケットの落選を悲しむ人が続出するほどの倍率だったよう。4月にはセキスイハイムスーパーアリーナ(宮城県)、5月には大阪城ホールでも行う予定だ。
ジャニーズアイドルといえば、「嵐」が2020年末をもって活動休止すると発表されたばかり。SixTONESのように“タッキープロデュース”でジャニーズJr.組から新たなグループが注目されれば、世代交代が順調に出来るかもしれない。
気になるのはSixTONESのデビューがいつになるのかだが、ジャニーズJr.組には他にもジャニーズ事務所本体から“推されている”グループが存在する。
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