
のんInstagramより
2月10日に放送された第6話ではついに平均視聴率は9.9%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)を記録してしまい、大河ドラマ史上最速で視聴率1桁台まで落ち込んでしまった大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(以下、『いだてん』)。
1月23日の定例会見では<1回1回のリアルタイム(視聴率)はそんなに気にはしていません>と語っていたNHK木田幸紀放送総局長だったが、2月13日に開かれた定例会見では「補強策」についての言及があるなど、『いだてん』は早くも微妙な状況に追い込まれている。
そんななか、『いだてん』の窮地を救うかもしれない吉報が届いた。3月17日と24日の2週にわたり、NHK BSプレミアムで連続テレビ小説『あまちゃん』の「総集編」が放送されるのだ。
それは、テコ入れ策として、のんの投入が可能になるかもしれないということを意味している。
『いだてん』には『あまちゃん』スタッフとキャストが多く関係
『いだてん』には、スタッフ、出演者ともに、『あまちゃん』ファミリーが大集合した。脚本の宮藤官九郎はもちろん、制作統括の訓覇圭氏、演出の井上剛氏、西村武五郎氏といったスタッフの座組が引き継がれている。その結果、出演者もかなり似たものになっており、小泉今日子、橋本愛、勝地涼、荒川良々、ピエール瀧、松尾スズキは両作品に出演している。
しかし、そこに、のん(『あまちゃん』主演時は能年玲奈)の名前はない。
『いだてん』にのんが出演するという噂
いまだに正式発表がないので噂の域を出ないが、1936年ベルリン大会で金メダルを獲得した水泳選手の前畑秀子役をのんが演じるのではないかという説は根強い。
昨年10月19日に「FRIDAY」(講談社)は、のんと前所属事務所・レプロエンタテインメントの間で話し合いの場がもたれたと報じたが、これは、『いだてん』出演のための調整の可能性が高いとされている。
しかし、「FRIDAY」のスクープの後、レプロ側は<能年氏から、過去についての謝罪と、弊社にマネジメントを再度依頼したい旨の要望があり、本人との面会に至りました。しかしながら、何ら解決には至っておりません。なお、当事者しか知り得ないはずの情報が事前に外部に漏れ、このような記事が出たことについては、大変不可解であり、誠に遺憾であります>とのコメントを出しており、のんの『いだてん』登板の可能性は絶たれたかに思われていた。
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