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ナンバーガール再結成にファンが喜びきれない「ネトウヨ化」との折り合い

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UNIVERSAL MUSIC JAPANホームページより

 2月15日、日本のオルタナティブロックシーンを代表するバンドのナンバーガールが再結成すると発表された。

 2002年に解散した後も後進のバンドに影響を与え続け、「伝説のバンド」として世代を超えた支持を集めているナンバーガールだけに、今回の再結成には喜びの声が多くあがっている。

 現在は、8月に北海道で行われるフェス・RISING SUN ROCK FESTIVAL 2019 in EZOでのライブが予定されているのみだが、さらなる公演を求める声も多い。

 そんななか、ナンバーガール再結成をめぐって微妙な空気も漂っている。ドラムのアヒト・イナザワの政治思想がその原因だ。

 アヒト・イナザワはナンバーガール解散後、新たに結成したバンド・VOLA & THE ORIENTAL MACHINEで活動しているが、彼らが2010年に発表した楽曲「Flag」はこんな歌詞だった。

<再生させる手段を選ばず 國を滅ぼす奴らが暗躍跋扈/左に傾く君の姿勢の悪さを修正>
<国 他意 熟いていつでもtoo much!! お花畑が売国奴の走狗であって/特Aに媚び売る君の姿勢>
<子供たちのlevelの低下 原因作ったの誰だ 二区競争! 俺か、君か サルか/犬か、猫か、手ぐすねひいて待っております>

 歌詞の内容や、「特A=特亜」「二区競争=日教組」といったネトウヨ層のテンプレートな言い回しで、アヒト・イナザワは思想信条を表現している。

 アヒト・イナザワは過去にツイッター上で、石原慎太郎氏が東京都知事時代に呼びかけた東京都尖閣諸島寄附金に募金する意志を語ったことや、また、歴史修正主義を喧伝して中国・韓国の人々に対する差別を煽る番組も多いことで知られるネット番組のチャンネル桜に言及したこともある。

 彼のツイッターアカウントのフォロー欄には、自民党の和田政宗参議院議員や杉田水脈衆議院議員、日本維新の会の足立康史衆議院議員、高須クリニック院長の高須克弥氏、ジャーナリストの有本香氏など、排外主義を喧伝する国会議員や論客の名前が並ぶ。

アヒト・イナザワの思想にはファンや同業者からも批判の声があがる

 アヒト・イナザワ自身は表立って差別的な発言を行ったことはないが、挙げてきたような状況を知ったファンからは<アヒトが知らんうちにネトウヨ化してるっぽいの普通にショックだな><再結成ねぇ…。アヒトがネトウヨと判明したので追う気が起きない>といった声があがっている。

 アヒト・イナザワのネトウヨ化に対する憂慮の声は同業者からもあがっており、bonobosの蔡忠浩はツイッターでこのように綴っている。

<ナンバーガールは向井さんも田渕さんも面識あって尊敬もしてるけども、アヒトイナザワさんのあのレイシストっぷりに折り合いつけてないんだったら俺はムリです>

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