はしかの予防接種、1987年生まれで一度も記録がなくMRワクチンを打った

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MRワクチンの予防接種を受けた

 1987年生まれの筆者も、定期接種を1回しか受けていない世代だ。2013年にはしかが流行った時は、当時の勤務先で任意の「MRワクチン」接種が行われ、打ってもらった。そのとき看護師から「あなたの世代なら、子どもの頃に1回、それに中学生くらいの頃に学校でもう1回受けているのではないか」と言われたが、まったく思い出せない。とはいえ、子どもの頃に1回ある定期接種はさすがに受けているだろう……と思っていた。

 ところが、昨年のゴールデンウイークにはしかが流行した際、念のため実家の母親に母子手帳を確かめてもらうと、まさかの「一度も受けていない」。少なくとも記録には残っていないことが判明したのだ。つまり筆者の場合、受けたとはっきり断言できるのは、会社員時代の2013年に接種した1回のみだった。

 はしかの抗体検査を受けることもできるが、抗体検査は保険適用外だ。価格は医療機関によるが、筆者のかかりつけ医では抗体検査が7,560円で、任意接種の「MRワクチン」もやはり保険適用外で10,800円だ。抗体検査の結果抗体が不足していると判明すれば、任意接種でもう1回ワクチンを打つことになるため、自分に抗体があるかわからない時は、抗体検査よりも任意接種がよい。結局、ゴールデンウイーク直前に任意接種で「MRワクチン」を受けた。

 自分が予防接種を受けたことでよかったのは、まず安心感を得られたことだ。そして自分が感染しなければ、事情があって予防接種を打てないが感染時のリスクが大きい人――たとえば免疫のない妊婦さん、病気を抱えワクチンを打てない人、赤ちゃんなど――にうつしてしまう危険性もない。

 ワクチンへの不信感を訴える人もネット上では少なくないが、交通の発達した現代、こうした感染症の免疫獲得は自分ひとりの問題ではない。自分や家族は感染したとして無事治ればそれでいいとしても、他人に感染させ、場合によっては死に至らしめる危険があることは知っておいてほしい。

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