宇賀なつみアナが涙ながらに「報道」の現状への違和感を吐露 変わりゆくテレビ朝日

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 「週刊文春」の取材に応えた『報道ステーション』スタッフは<視聴者を偏差値で測ること自体、バカにしている。いろんな関心や境遇を持つ人に今起こっていることを幅広く伝えるのが、報道番組としての報ステの役割>と、新チーフプロデューサーの語った所信表明に疑問を訴える。

 しかし、『報道ステーション』の方針転換は徹底していた。「週刊文春」は、原発問題などを取り上げた仕事で業績を残してきた古株のスタッフが<得意な(社会問題などの)分野はあまり取り上げなくなるから契約更新が難しい>として職を奪われたとも報じている。

 小川アナは、安倍首相がゲスト出演した際、本人に向かって<国連の演説を聞いていましても、対話よりも圧力ですとか、トランプ大統領と歩調も口調も一つにするような言葉が相次ぎましたけれども、そうした言葉を聞いていますと、逆に危機を煽ってしまうのではないか、危機を招いてしまうのではないかという不安を覚える方も多いと思うんですけれども>と、安倍政権の外交政策を批判するなど、「忖度」とは無縁な姿勢を貫いてきた。

 前述の通り、小川アナはAbemaTVの番組へと異動になっているのだが、「左遷」と言っても差し支えのないであろうこの人事には、テレビ朝日の「報道」に対する考え方の変化があり、それが突然の退社の原因なのではないかと評する声は多い。

 小川アナにせよ、宇賀アナにせよ、気骨のある報道姿勢を貫こうとしてきたアナウンサーが次々とテレビ朝日から離れていく。

 もう「安心」ではなく「真実」を伝える報道番組は必要ないとの判断なのだろうか。

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