宇垣美里アナウンサー「水着は一生ない」と否定しても待望される「脱ぎ仕事」の安すぎる価値

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モー娘。佐藤優樹の名言

 ヘテロ男性向けの商品として、水着や下着のカットを含む写真集やDVDをリリースする女性タレントやアイドルは多い。乃木坂46の写真集がバカ売れしているが、「正統派アイドルなのにここまで脱ぐなんて」と男性ファンは盛り上がっている。

 まるで水着や下着になることは、女性タレントの仕事として当たり前のようになっているが、この状況に「NO」を突きつけるアイドルもいる。モーニング娘。’19の佐藤優樹だ。

 佐藤優樹は、2月16日放送『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、ファンであるリスナーから1冊目の写真集に水着カットがなかったことへの不満をぶつけられた。しかし佐藤は水着にならない。なぜなら、相応の対価が得られないと冷静に認識しているからだ。

<私たちがたとえば水着(の写真集)を出します。(本の値段が)3000何円です。でなっても、私たちには7割も入ってこないんですよ>
<それをスタッフさんに言われたときに、そんな安いんじゃ嫌だって思って。水着なのかもしれないんですけど、裸をそんな軽々しく考えている脳味噌をどうにしかしたほうがいいんじゃないかなと思っちゃう>

 彼女は自分自身の肉体だけが特別に高い価値を持っていると思っているわけではない。露出の多いカットの撮影などがイヤなので露骨に態度に出すという佐藤に、明石家さんまが「仕事なんだからきちんとやるべき」と指導したとき、佐藤は<仕事なのはわかります。仕事なら私に1億8000万円を(ください)、ヌードなら600億円>と反論した。

さんま<そんな値打ちあんの? お前の裸>
佐藤<ひとりひとりみんなありますよ。さんまさんだってそうだし、横やん(モーニング娘。’19横山玲奈)だってそうだし、スタッフさん全員に>

 佐藤は、「女性の裸は、男性に対する女性の切り札なのだから、高い価値を持つ」と考えているのではない。そもそも人間の「裸」という極めてプライベートな部分を晒すことを、「軽々しく考え」ている社会に疑問を持っているのだ。これは、お笑いの文脈で「男は脱がしてもいい」とされていることへの批判でもあるだろう。彼女に言わせれば、老若男女誰であっても、裸の肉体は大事にされるべきとなる。

モー娘。佐藤優樹が示した裸の価値「水着になるなら1億8000万円」

 乃木坂46の白石麻衣『パスポート』(講談社)や、同じく乃木坂46の生田絵梨花『インターミッション』(講談社)など、ここ数年、女性アイドルグルー…

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宇垣美里アナウンサー「水着は一生ない」と否定しても待望される「脱ぎ仕事」の安すぎる価値の画像2 ウェジー 2019.02.20

 アイドルやタレントに対し、気軽に「脱げ」「もったいぶるな」などと声を投げる輩にとっては、裸の価値など些末なものなのかもしれない。佐藤が示してくれた「人間はみんな、もっと自分を大事にすべき」という価値観は、これからの私たちが身につけていくべき感覚ではないだろうか。

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