アメリカと日本の「家計」の違い キャッシュレス化と女性の社会進出

【この記事のキーワード】

日本の「ココがいい!」を聞いてみた

 最後に日本が優れている点を聞いてみたところ、医療費が格段に安いことだそうです。

 アメリカは医療費が非常に高く、日本に比べてゼロが2つくらい違うほど。彼女は昨年、国から助成金の対象となっている病気の治療を日本で受け、月約1万円×3カ月で、合計約3万円を払ったといっていました。アメリカで同じ治療を受けるとなると、安い薬を使っても約500万円、高い薬なら約1200万円を負担しなければならなかったそうです。

 アメリカでは医療費で破産する家庭が珍しくないと言います。血液検査を受けるだけで20万円ほどかかることも珍しくないそうですから、病気になったら破産に向かうことも不思議ではありません。

 日本では、大半の人が医療費トータルの3割負担で済むことにさえありがたみを感じないほど当たり前になっている気もします。日本の公的医療保険制度が優れていることがわかります。

おわりに

 世界の大国アメリカは、国際的な各種取引の基軸通貨であるUSドル公式通貨とし、そのシェアも4割を超えています。こと「お金」に関する世界への影響力は生半可なものではありません。

 良いか悪いかは別として、当然日本も影響を受けているのか、受けざるを得ないのか、今後もアメリカに倣って変わっていくのは想像に難くないと思います。

 でも、アメリカの「家計」がどのように動いているのか、日本に住んでいる私たちには到底わからないものです。日本で生まれ育ち、現在もアメリカと日本を数カ月ごとに行き来しているAさんは、いつも両方の国の「今」を見ています。

 日本もアメリカのような「キャッシュレス化」「女性の社会進出」が進みつつはあります。しかしキャッシュレス「化」と言われているのは未完成の証拠ですし、女性の「社会進出」とあえて言わなければいけないのは、社会進出が不十分だからこそです。一個人のインタビュー内容ではありますが、日本の先を行くアメリカの「家計」の話は、きっと日本の将来を考える上で参考になるもののはずです。

1 2

「アメリカと日本の「家計」の違い キャッシュレス化と女性の社会進出」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。