バーニー・サンダース再び参上!〜今度こそ「民主社会主義」の実現なるか? 2020大統領選

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大統領候補者を狙ったテロリスト

 今月半ば、「ドメスティック・テロリスト」の男がメリーランド州で逮捕された。ドメスティック・テロリストとは、米国生まれ/育ちのテロリストを指す。

 沿岸警備隊員のクリストファー・ハッソン(49)は自称・白人至上主義者。自宅に15丁のアサルト・ライフル、ショットガン、拳銃と、1,000個以上の弾丸を隠し持っていた。過去のテロリストや乱射犯についての文献を読み漁り、化学兵器/生物兵器の使用も考えていたと伝えられている。

 ハッソンは暗殺対象者のリストを作成しており、そこにはCNNと、リベラルなニュース専門局MSNBCの複数のアンカーマン、下院議長ナンシー・ペロシ、上院院内総務チャック・シューマー、ベテラン下院議員マキシン・ウォーターズ、中間選挙で当選したばかりの下院議員アレクサンダー・オカシオ・コルテス、イルハン・オマールなどの名があった。

 リストには大統領選出馬者の名も挙げられていた。カマラ・ハリス、コーリー・ブッカー、キルステン・ジルブランド、エリザベス・ウォーレン、出馬が確実視されているベト・オルーク。サンダースの名はなかったが、ユダヤ系の議員リチャード・ブルーメンタルが「ブルーメン・ジュー」と記されていた。「jew(ジュー)」はユダヤ系を指す。また、エリザベス・ウォーレンの名には「ポカ・ウォーレン」と、トランプがウォーレンを腐す場合のあだ名「ポカホンタス」が使われていた。

 リストにあったジャーナリストは反トランプ発言を続けている者たちだ。政治家は全員が民主党で、なかでも強いトランプ批判をおこなっている議員たちだ。

 幸いにも今回のテロリストは単独犯と思われ、かつテロについてのリサーチを職場のコンピュータでおこなうなど、手法が非常に杜撰だった。だが、大統領候補者の暗殺は起こり得るのである。毎回、大統領選の途中から各候補者にシークレット・サービスによる警護が付く。ちなみにオバマ前大統領の1期目の選挙戦時には、大統領選史上最も早い段階で警護が付いた。理由は、言うまでもなく人種であった。
(堂本かおる)

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