就活は学生側がいかに自分を企業に売り込むか HAL東京の「就職作品プレゼンテーション」がスゴすぎた!!

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【グラフィックデザイン学科】発想力やデザイン力を総結集! CG技術を駆使して架空のお店を徹底的にプランニング

 最後に見て回ったのは、グラフィックデザイン、イラスト分野のブースだ。各学生たち力作の色鮮やかなイラストボードが目を引いた。

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グラフィックデザイン、イラスト分野のブース風景

 こちらはグラフィックデザイン学科3年生の佐藤里菜さんのブース。佐藤さんは、「CITYCYCLE RENTAL」という架空のシェアサイクリング店をベースに、さまざまな角度からプレゼンテーションを行っていた。

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グラフィックデザイン学科3年生/佐藤里菜さんの作品

「学科の課題は、企画立案からデザインまで、全てひとつの“ショップアイデンティティ”として完成させるというものでした。私はCITYCYCLE RENTALという架空の企業をPRするシチュエーションを想定し、どれだけ豊富なバリエーションでアプローチできるかという展示に挑戦しています」(佐藤さん)

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佐藤さんが考案したのはレンタルサイクルのショップだ

 リーフレットに紹介映像、さらにはiPhoneケースのようなグッズまで。プランナー志望だという佐藤さんはあらゆるツールを使いこなし、すべてのデザインや制作を自ら手がけているそうだ。

 見開きになっているこちらは、佐藤さんの制作実績をまとめたポートフォリオ。左ページは“愛”がテーマの「学生Tシャツコンテスト」に応募した際のデザインという。家族愛や友情などの多様な“愛”を、ランダムな楽しさのあるガチャガチャに見立てたそうだ。

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佐藤さんのポートフォリオ。3年間の成果が詰まっている。

 このような発想は、どこから湧いてくるのか。

「考えようと意識しているときよりも、歩いているときや、お風呂に入ってリラックスしているときのほうがパッと思いつきやすいんですよ。ひらめいたアイデアは忘れないように必ずメモっていますし、煮詰まった時に見返すと、『あっ、これいい案じゃん』と助けられることがよくあります(笑)」(佐藤さん)

 こちらもショップアイデンティティの展示のひとつで、グラフィックデザイン学科3年生の阿部真里奈さんが提案する「Laundrop」という名前の架空コインランドリーだ。

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グラフィックデザイン学科3年生/阿部真里奈さんの展示

 パステルカラーのビジュアルがパッと目を引くが、にしたブースには細やかなノベルティやショップカードなどがずらり。

「友達に、共用洗濯機に服を入れていたら盗まれてしまったという子がいて、すごく怖いと思ったんです。洗濯のときの余計な不安をなくせればと、『日常にちょっとだけ、ハッピーな“せんたく”を』というテーマのコインランドリーを考えました。個人の会員カードで洗濯機をロックできるようにしたり、営業時間内はスタッフを常駐させるようにしたりと工夫しています」(阿部さん)

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すぐに店舗化できそうなほど具体的な設定に驚かされた

 コインランドリーのメインターゲットは10~20代の一人暮らしの女性で、出店場所は大学の密集地である東京の中野を想定しているという。ちなみに人件費削減のために16~21時は中休みとなっている。人手不足という社会状況を見事にマッチした経営戦略だが、あえて24時間営業にしないことでコインランドリーに“お店らしさ”を持たせ、ブランディングする狙いもあるという。

 こちらは、女性ウケ間違いナシの選べる柔軟剤メニュー。阿部さんいわく、「キャンディパーティ」「ストロベリーフラッペ」など、アイスクリームのようにキャッチーなネーミングにしたかったとのこと。

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めちゃくちゃキュートなコインランドリー、間違いなくインスタ映えする

 説明ボードには「※DO NOT EAT 食べられません」という注意書きもあり、その徹底して作り込まれた世界観はこれが架空の店舗であることを忘れそうなほどだった。

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