
窪田正孝 × 写真家・齋藤陽道 フォトブック「マサユメ」より
俳優の窪田正孝が、2020年度前期のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)『エール』の主演を務めることが発表された。28日にNHKで行われた制作発表会見で、窪田正孝は「全身全霊で演じさせていただきたい」と決意を語った。
窪田正孝は現在、渋谷Bunkamuraシアターコクーンにて主演舞台『唐版 風の又三郎』を公演中。28日も昼夜上演があった。東京公演は3月3日までだが、8日からは大阪・森ノ宮ピロティホールでの公演が始まる。
さらに窪田正孝は4月から放送する月9ドラマ『ラジエーションハウス』(フジテレビ系)でも主演。脇役から存在感ある主役まで幅広くこなしてきた繊細な演技力は誰もが認めるところで、今まさに旬のトップ俳優と言って差し支えないだろう。
2020年4月〜9月の放送となる『エール』で窪田正孝が演じるのは、福島県の作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)さんをモデルにした人物。朝ドラの主人公を男性が務めるのは2014年後期の『マッサン』に主演した玉山鉄二以来約6年ぶりとなる。
大役に抜擢された窪田正孝だが、彼には野望がある。「40歳までに大河の主役をやってみたい」というものだ。
これは昨年9月、自身初となるフォトブック『マサユメ』(SDP)の発売記念イベントの場で窪田正孝が語った30台の抱負。窪田正孝は30代の目標として「40歳までに大河の主役をやってみたいという思いは持っています。1年に1人、再来年まで決まっているので、あと8人か9人のうちの1人に入れたらいいと思っています」とNHK大河ドラマの主演を目指していることを堂々宣言した。
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