真実を歪め偏見に満ちた政治団体「日本母親連盟」の主張を一蹴した山本太郎参議院議員

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山本太郎参議院議員ツイッターより

 山本太郎参議院議員が、「日本母親連盟」という団体が主催する講演会の場で、“主催者”である日本母親連盟が掲げるマニフェストの矛盾点や非科学的な主張、デマの拡散を指摘したとして、話題になっている

 「日本母親連盟」とはどんな団体なのか。同団体公式サイトの設立趣旨によると、目的は<食・医療・環境・教育・保育などの問題を広く社会に投げかける啓蒙活動を行い、「子どもたちの未来のために母親や女性たちの力で健康な社会を産み出す」こと>で、スローガンは<母の愛が世界を救う>。フードビジネスプロデューサーの阪田浩子氏が代表を務め、医師の内海聡氏や歯科医の杉田穂高氏が顧問を担っている。

 内海聡医師といえば、「障害児の出産は親の責任」なる発言で大炎上した経験もあり、反医療・反原発・反ワクチンなどでおなじみの人物だ。内海氏の主張では、砂糖・牛乳・添加物も全て悪であるが、後述する「日本母親連盟」のマニフェストとぴったり一致する。

山本太郎議員が疑問を呈した8つのマニフェスト

 「日本母親連盟」は全国各地で講演会や交流会を開催しており、山本太郎議員が登壇した今月26日の講演会もそういったイベントのひとつであった。講演会で登壇者が主催者を、つまり今回でいえば日本母親連盟を批判する、というシチュエーションはあまり馴染みがないが、山本議員のスタンスはこうだ。

<私は基本的にお話を聞きたいと言われる方は、スケジュールが合えば行きます。考え方が違うっていう人とも話はしようと思います>

 今回の講演は、前半が山本議員の政治活動を描いたドキュメンタリー映画『BEYOND THE WAVES』の上映で、後半が質疑応答という構成であった。そして、質疑応答で来場者から「(日本母親連盟と)選挙も一緒にやるのか」と、質問された山本議員は「選挙も一緒にやるのは難しいなというのが私の見解です」と否定し、事前に用意してきたスライドを用いてその理由を語り始めた。

 冒頭、山本太郎議員は話の前提として以下の主張が書かれたスライドを提示した。

<政治的な主張、思想信条等は、いかなるものであっても個人の自由。たとえ、それが論理的な矛盾、非科学的なものだったとしても、究極的には「それを信じること」は自由。それと自体を批判しているわけじゃなく、個人を攻撃する意図はありません>

 そのうえで、「日本母親連盟」が掲げるマニフェスト30項目のうち、以下の項目に疑問があると指摘した。

「16.原発稼働ゼロおよび原発廃炉の推進」
「17.放射能汚染土拡散の禁止」
「5.メディカルゴールド免許制度の実施」
「11.近代史教育の強化」
「14.児童相談所のシステム見直し」
「20.生活保護システムの見直しと不正受給の徹底調査」
「27.水と土地を外国に渡さない施策」
「30.憲法改正および憲法9条問題については議論を深める」

 次では、山本議員が指摘したマニフェストの内容をいくつか紹介する。

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