隙間を狙え!
――本書では、作詞家という夢をかなえた及川さんの仕事に取り組む心得も説かれています。どんな道を歩めばいいのか悩むひとへ、何かを始める動機は「好きだから」でいいと記されていますが、そのそもそもの部分、好きなものをどうやって探したらいいのかという悩みを持つひともいます。
及川:私は、趣味はまったくないんです。仕事以上に楽しいことがなくて、ストレス発散のためのスポーツのほうがよほどつらいくらい。だから、楽しいと感じることをあれこれやってみたらいいんじゃないでしょうか。自分に向いていることって、やってみないとわからないですから。
「日本で唯一のイケメン評論家」を名乗る友人がいるんですが、そのひとは「この子はイケメンだなぁ」っていろいろ見ているうちに、評論家になってしまったんです。評論家は、名乗ってしまえば資格はいらないんだから。「日本で唯一の」なんて言ってのけるあのずぶとさはすごいですよ(笑)。
でもやっぱり、すごく勉強していますね。次にブレイクする若手を見抜くから、芸能プロダクションから頼られるようにもなって。好きでやっているうちに、そうやって仕事になっていくんです。
――たしなんでいるひとの多い分野の趣味だと、おこがましいかなって腰が引けてしまうこともありそうですが。
及川:隙間をねらっていくんです! いっぱいいるとこじゃ埋もれちゃうから。たとえば温泉ソムリエなら、温泉全般じゃなくて硫黄に特化するとか。テレビ番組の「マツコの知らない世界」なんかと同じですね。
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2月7日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に滝沢秀明(35)がゲスト出演し、趣味の”溶岩湖探検”について語り、話題となっている。医師、…