指原莉乃が握手会ビジネスのリスクを異例の発信「近すぎて、みんなおかしくなってる」

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 なぜ運営がこうも頑なに握手会を続けるのか。それはひとえに、儲かる商売だからだ。握手券を付けるだけで、CDは100万枚でも200万枚でも飛ぶように売れていく。そもそもAKB48は“テレビの中の手が届かないアイドル”ではなく、“アイドルとファンの距離の近さ”――すなわち擬似恋愛を売りにしているグループであるため、それを成立させる根幹のシステム(=握手会)をなくすことは、運営としては絶対にやりたくはないだろう。ファンがカネを落とす限り、アイドルたちは握手会に担ぎ出される。

ファンとアイドルの“異常な”距離感が招いたNGT48暴行事件

 こうしたビジネスモデルの問題は何度も見過ごされてきたわけだが、そのツケとして発生したのが、昨年12月のNGT48の暴行事件ではないか。これはメンバーの山口真帆が、自宅マンションで男2人に襲われたことを自ら告発して発覚したもの。一部メンバーのSNSや動画からは犯行グループのファンとつながっている証拠が続々と発見されていることから、熱狂的な山口ファンの犯行というよりは、特定のファンとメンバーとの異常に近い距離感が事件背景にあると見る向きは強い。

 さらに、事件発生から1カ月にわたって事件を隠匿していた運営側にも、犯行グループ、つまり特定のファンと親密な関係に陥りすぎていたのではないかとの指摘がある。運営やNGT48の支配人は、犯行グループが大金を落とす“太オタ”だったため、素行の悪さを見逃すばかりか優待してきたのではないか、という疑惑だ。アイドル側にファンが近寄りすぎ、その異常な距離感を容認していたがために招いた事件といっても過言ではないのではないか。

 指原は「距離が近くなりすぎてて、おかしくなってる。みんな」と発言したが、ファンも、アイドルも、アイドル運営も、“みんな”がおかしくなっているのだろう。

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