関ジャニ∞「crystal（初回限定版）」（インフィニティ・レコーズ）
錦戸亮の関ジャニ∞脱退とジャニーズ退所を「週刊文春」（文藝春秋）が伝え、ファンは騒然としている。錦戸は「一人でも欠けるなら、関ジャニ∞の活動も終えるべきだ」との理屈を通したそうだが、他のメンバーは激怒したといい、嵐のように円満協議とはいかなかったようだ。
嵐は2020年いっぱいでグループとしての活動を休止するが、これは脱退を希望した大野智に他のメンバーが「それならグループとして活動休止しよう。一人でも欠けたら嵐ではない」と説得し、全員が合意した結論だと説明されている。
嵐「活動休止」まで重ねた話し合い一年 「全員が納得する形の着地点」にファンも異論なし
1月27日、国民的アイドルグループ「嵐」が2020年12月31日をもって活動を休止することを発表した。ファンにとっては電撃的な発表だったが、嵐…
嵐メンバーと錦戸の主張は一見同じようだが、経緯は真逆だ。大野は自分が脱退することを提案し、他のメンバーは引き止めた。錦戸は解散を提案し、他のメンバーはグループ存続を主張、話し合いは平行線だという。
関ジャニ∞は昨年、渋谷すばるが脱退し、6人で活動を継続していくと発表したばかり。メンバーもジャニーズ事務所も、このタイミングで「やっぱり解散します」などと覆したくないだろう。一方で錦戸の主張する「一人でも欠けるならグループとしての活動を終えるべき」という言い分も、彼なりの誠実さと捉えることもできる。正論と正論が戦っても和解は難しい。
ファンの間では「信じたくない」「解散だけはやめて」という悲痛な叫びの一方で、「亮ちゃんも抜けるなら、もう解散でいい」と諦めたような声も上がっているが、実際に解散の可能性はあると「週刊文春」は示唆している。すでにジャニーズ事務所からテレビ各局に「今後の収録にメンバーが全員揃うかわからない」という異例の通達があったのだといい、テレビ局編成部は解散も見据えた調整を始めているという。
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