連載

ワクチンを子どもに打たせたくない人が身近にいたらどうすればいい?

【この記事のキーワード】

SpiYakou121b

勉強したからこそ、反ワクチンになる

 まず、数々のトンデモ医を日頃よりウォッチングしている私のテンションを上げたのは、それについての見解を識者の口から生で聞けたことです。世には、反ワクチン応援する信じがたい医師が存在。それに対し久住氏は「医師免許を持っているけど、やっていることは医者ではない。医師免許を持っていたからと言って何をしてもいいわけではない」とバッサリ。また、権威ある機関出身の人がトンデモ情報を発信していることについては「肩書の悪用」。「かつてこういうポストにいたが、今話していることは個人的な見解と言うべきだ」。

高齢出産&ミルク育児の母親が「アンチワクチン」を推すママサークルにのめり込んだ理由

 おかしな思想にハマった家族の悩みを語ってもらう「身内がトンデモになりまして」シリーズ。その姉妹編として、「わたしがトンデモだったころ」も新たに始め…

SpiYakou98_tn
ウェジー 2018.03.27

 反ワクチンのトンデモ医が身近にいることに対し、メールで私に恐怖を訴えてくるお母さん方も少なくありません。同じ(とされたくないでしょうが)医師からのこうした発信は、広く知られてほしいものです。

 続けて久住氏は、「科学的に体系だった学問と再現性があり、誰にでも同じことができるという医学を提供するのが医師」と明確に説明。赤ベコのように「ですよね!」とうなずき続けました。妊活に「子宮と対話」を勧める胎内記憶推しの医師らも、医師の看板を下ろして活動していただきたいですわ。

 子育て中の母親たちが、反ワクチンへ流れる現象について。その多くが「勉強した」「調べた」結果、そうなってしまっている点につき、ナカイ氏は「セミナーや勉強会の告知をするオンラインサービスで、“ワクチン”“勉強会”“予防接種”と検索すると、反ワクチン講座ばかり」と解説。

 「ワクチンについて勉強しようとすると、トンデモ系のワクチン情報ばかり引っかかる」と実感しているそう。イベント開演時には、今回のイベント企画者であるネイキッドロフトの幸氏からも「巷のワクチン勉強会は中立な立場と言いながら非接種を勧めるものばかり」との話もありました。「勉強したからこそ」反ワクチンへ流れてしまうとは、なんとも皮肉……。

1 2 3 4 5

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。