観光立国をめざすニッポンで、「パチンコ」と「ソープランド」を外国人にどう説明するか

【この記事のキーワード】

人にはグレーゾーンが必要なのか

 以上、パチンコとソープランドがどのように法の抜け穴をくぐり抜けているのか見てきたが、そこにはあからさまな建前の世界がある。

 とはいえ、パチンコもソープランドも、今後どのような規制がかかるかわからない。しかし、規制がかかるたびに、人はまた新たな抜け穴を探すであろう。

 さらに、規制する側にも悩ましいところがある。たとえばパチンコを規制して閉店に追い込むような事態になると、数十万人とも言われているパチンコ店の従業員が職を失ってしまうという問題もある。

 かといって、グレーゾーンをそのまま残しておき、ギャンブル依存症を助長したり、怪しげな収益源とされる可能性を残したりしておくべきでもない。あるいは、合法にして税金をかけるべきだという意見もある。

 同様に、ソープランドも欧州のように行政の厳しい管理下に置くことで、従事者の年齢を監視したり定期的な健康診断や避妊を義務づけたりして、反社会勢力への資金源となることを防ぐべきだという意見もある。

 実態は違法だが、建前では合法なパチンコとソープランド。 いずれにせよ、建前ばかり見ていては、根本的な解決にはならない。あなたは外国人に問われたら、どう答えるだろうか? 

1 2 3 4

「観光立国をめざすニッポンで、「パチンコ」と「ソープランド」を外国人にどう説明するか」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。