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「青春18きっぷ」研究者が教える徹底活用術&裏ワザ! 平成最後の春旅行はコレで決まり!

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 では最後に、ただでさえおトクな18きっぷを、もっとお得に使いこなすためのアドバイスを聞いてみた。

「18きっぷは駅の指定席券売機やみどりの窓口で買うのが一般的ですが、金券ショップでも取り扱っているところがあります。5回分を11850円で買っても持て余してしまいそうだという人は、誰かの使用済みで、残り回数が1~4回だけの18きっぷを定価以下で入手するのもいいでしょう。

 ただ、金券ショップの18きっぷですと、1回あたりが2370円より安く売られているケースはほとんどないのが実情です。5回分を定価で購入して、使わなかった分を金券ショップに売る側に回ったほうが、結果的にはおトクになるかもしれません。金券ショップでの売り値と買い値をきちんと比較するべきですね。

 あとは18きっぷと組み合わせて、旅の難所だけ別料金を払って “ワープ”してしまうのも有効です。首都圏ではグリーン券を別に買えばグリーン車の自由席に座れますし、先ほどの静岡県の横断にしても、たとえば320円の差額で『ホームライナー浜松3号』(平日・土日祝とも18時31分沼津発~20時10分浜松着)に乗れば、快適なクロスシートでくつろぎながら乗り切ることができます。

 最近のトピックですと、3月16日にデビューするJR西日本の新快速列車『Aシート』(野洲~姫路・網干間、+500円)も、18きっぷで乗れないという規定はありません。混雑を避けたいなら、こうした有料座席のほか、あえて乗り継ぎが悪い列車に乗るというのも、戦略のひとつとしてはアリでしょう」(鎌倉氏)

 最安かつ最速なルートにこだわるもよし、のんびり遠回りするもよし……と、自分なりのプランをあれこれと模索するのも18きっぷの醍醐味である。初めて18きっぷを使ってみようという人から、熟練の“18きっぱー”まで、この春は平成最後の思い出作りにトライしてみてはいかがだろうか。

(文=森井隆二郎/A4studio)

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