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2009年からAKBグループが毎年開催してきた「AKB48選抜総選挙」を、今年は中止することが分かった。AKBグループを運営する株式会社AKSが13日、公式サイトで発表した。
総選挙1位を過去4回獲得している指原莉乃は13日、Twitterを連投し「仕方がない」と率直な意見を明かした。
<総選挙でみなさんに知ってもらえた自分としては…総選挙に向けて努力しているメンバーもファンの皆さんのこともわかっているので複雑です…。色々なことの整理、説明ができていない中での開催はもちろんできないので仕方がないと思っています>
<みなさんが周りに「応援している!」と胸を張って言えるようなグループでないといけないですよね>
<いろいろなことへの説明がついていない~のところですが公式な見解ではなく私個人の受け取り方です>
突然の総選挙中止について、株式会社AKSは「昨年開催10回を数えて区切りを迎えた」と説明している。しかし、今年1月に発覚したNGT48の暴行事件の影響を指摘するファンも多い。それは指原莉乃とて同じだ。<色々なことの整理、説明ができていない>というのは当然、NGTをめぐる事件の説明を指しているだろう。
ファンの間では、「NGTの件で今年の総選挙にはスポンサーが寄りつかなかったんだろうな」「NGT事件が世界的ニュースになったのに何も解決しないんだから仕方ない」「総選挙がNGTメンバーと犯罪グループのつながりの原因になった可能性も指摘されてるし、中止は賢明」などと冷静な意見が相次いでいる。なかには、「NGT事件の火消しじゃないか」という指摘もある。
一方で、総選挙中止を受け入れるファンも少なくない。「メンバーたちが精神的に追い詰められていく総選挙を見るのは辛かったから朗報」「結果的にNGTが引き金になったわけだけど、ここらで幕を下ろすのは正しいと思う」という声もあがっており、賛否両論あるようだ。