TakaがONE OK ROCK解散を視野に? 新作アルバムがワンオクファンから大不評の理由

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 音楽性の変化はアルバム制作に関わるスタッフからも明らかで、「Head High」では、ジャスティン・ビーバーのメインプロデューサーのひとりであるPoo Bearと楽曲を共作している。

 アルバムを通して楽器隊3人の存在感はゼロに等しく、ONE OK ROCKというよりもTakaのソロアルバムといった趣なのだが、昔からのファンはその点に怒りをあらわにする。

<「ONE OK ROCK」として出す物じゃ無かったんじゃないかな? せっかく素晴らしい楽器隊いんのに活躍しきれてないし、Takaメインじゃん。こいつらバンドだよ? これで他の3人いいの?>
<もはやバンドというよりTakaのソロプロジェクトって言ってくれた方が納得がつく。あの唯一無二の音楽を築きあげたワンオクは何処にいってしまったのでしょうか。僕の知っているワンオクはもういません>

海外で成功するためONE OK ROCKが選んだアプローチ

 実は、この変化は海外展開で確実に成功するために選択した、戦略的アプローチであったようだ。

 「MUSICA」(FACT)2019年3月号のインタビューでTakaは、2017年にリリースされた前作『Ambitions』のつくった後に、アメリカ側のスタッフから「もっとラジオソングも作ったほうがいい」というアドバイスを受けて、向こうのレコード会社から紹介されたプロデューサーと曲をつくったと語る。

 そこで、今回のアルバムでは最初からセルフプロデュースではなく、敢えて外のプロデューサー陣のアイデアを全面的に取り込んで作品づくりを進めることにした。Takaはその変化を<バンドとして社会人になった><社会人として生きていく>という表現を用いてこのように語っている。

<バンドが成熟して20歳を迎えて、今度は社会人として生きていくっていう段階になったという言い方が一番近いのかなって思うんですけど。その最初のアルバムが『Eye of the Storm』であるっていう。今まで僕らは好きなように曲を作って好きなように生きてきて、これだけの景色を見られてるわけですけど、でも今は大人になって、アメリカというカルチャーの中でいろんなものを吸収しながら──時にはそこに抵抗したりもすることもあるけど、でも柔軟にどんどん吸収していって、同時にその先に広がる未来と自分達が見たい景色とを重ね合わせていくという……今はその段階にいるんですよね。だからバンドとして社会人になったっていう感じですかね>

 「MUSICA」のインタビューのなかでTakaも<アメリカにいると感じることは、ロックってダメなんですよね>と語っているが、世界での成功をおさめるために、この変化は必要不可欠なものであったといえる。

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