TakaがONE OK ROCK解散を視野に? 新作アルバムがワンオクファンから大不評の理由

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 2017年に、ヒップホップ・R&Bの売り上げがロックの売り上げを上回ったという情報をデータ調査会社のニールセンが出したことは大きな話題となったが、現在のアメリカのチャートで「バンドサウンド」は完全に時代遅れなものとなっている。そこは日本の音楽シーンと異なる部分である。

 ビルボード総合チャートを見ていても、「バンド」という形式を採用しているミュージシャンはほとんどいなくなった。マルーン5やファイヴ・セカンズ・オブ・サマーといった例外はいるが、彼らにしても、いわゆる「ロックバンド」という音楽性ではない。

Taka「ONE OK ROCKのスタイルはそもそも僕にはない部分」

 そして、そもそも、Takaにとっては『Eye of the Storm』で採用したスタイルの方が、より自然体なものであったようだ。

 特に、歌い方がそうだとTakaは語る。「MUSICA」インタビューで彼は<ONE OK ROCKの今までのスタイルっていうのはそもそも僕にはない部分なんですよ>と、なかなかショッキングな証言をしている。

 TakaはONE OK ROCKでこれまで披露してきた歌い方に関して、<シャウトしたりっていうのは元々の僕にはない要素だった。僕はやっぱり歌が好きなんで、基本的に歌ものの人なんですよね。それに敢えてがなり声だったりシャウトだったりロックっぽい歌い方を混ぜていくことになってて>と語っており、<だから僕にとっては、こういうのはむしろ一番自然体なんですよね>と、『Eye of the Storm』を全否定したファンたちを絶望の淵に立たせるような告白をしているのだ。

 ここまで確固たる意味があって現在の音楽性に踏み出している以上、過去の焼き増しのような作品をつくることはおそらくないだろう。

 実際、前掲「GQ JAPAN」のインタビューでは<自分たちが変わり続ける以上、ファンが離れていくのも自然なことだ思っています><ついてきてくれとも思わないし、今のファンが好きな音楽だけをやっていくつもりもない>と、変化した自分たちを受け入れないなら、それはそれで構わないと明確に宣言している。

 彼らのキャリアにとって海外展開はそれほどまでに重要なものであり、かつてのような音楽性に回帰することは、そのチャンスを完全に諦めるということでもある。

 先に引いた<僕はこのまま、ONE OK ROCKのシンガーでいたいと思っていないんです><どこかのタイミングでバンドをやめる>という言葉は、その決意の表れなのではないだろうか。

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