ビジネス

市場拡大が期待されるSTEM教育をビジネス化するには 子ども向けビジネスでこだわるべきポイント

【この記事のキーワード】

売却も視野に入れた継続可能なビジネス

 胴元になれれば、事業の継続可能性は飛躍的に高まります。たとえば、片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんは『人生がときめく片づけの魔法』という本がベストセラーになり、テレビ番組の『情熱大陸』にも出演。一般社団法人日本ときめき片づけ協会の顧問をしており、現在はアメリカ在住とのこと(そのアメリカでもドラマ化され、大ヒットしています)。

 この組織を作ったのが近藤氏か外部の人かはわかりませんが、資格化して一般講座だけでなく2級1級とかインストラクターなどとステップアップさせ、運営を弟子に任せて自分は悠々自適というのは王道です。

 ほかにもウォーキングで人気者になり、今はモナコ在住のデューク更家氏のように、インストラクター養成講座を作って教室の運営を弟子に任せ、そのあがりをもらうという方法も。そして、最終的には大手スクール企業に売却という出口も視野に入ります。

 いずれにせよ、STEM教育の知名度は徐々に高まりつつあり、この分野は非常に有望だと思っています。ただし、競争が激化してからでは戦いにくいので、すぐにでも手をつけたほうがよいと思います。もちろん勤務先を辞めるのではなく、休日を使って少しずつです。

 とはいえ、公務員は基本的に副業禁止ですので、ご家族の名義でやるか法人を作ったほうがよいかもしれません。法人名だけだして代表者名は伏せておけばよいですし、申告納税も法人ですから勤務先にバレることはないからです(ただし通販をする場合は「特定商取引法に基づく表示」が必要で、代表者名記載が必要)。

 その場合、株式会社なら設立費用が25万円弱、合同会社なら10万円弱で設立可能です。ただ、利益がゼロでも法人住民税が7万円程度、決算申告のための税理士報酬もかかるので(10~20万前後)、最初はなるべく個人(ご家族の名義)でやりたいところです。

 ある程度の事業イメージや方向性ができたところで、次回はどのように具体的に立ち上げと告知をしていくかについて紹介します。

1 2 3 4

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。