コカイン使用で逮捕されたピエール瀧を巡る自粛の嵐とワイドショー報道の是非

【この記事のキーワード】

 NHKは瀧容疑者が出演している大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の放送を次回以降も継続するが、再放送では出演場面をカット。収録済みである今後の出演場面は「対応を検討中」としている。

 放送済みの番組を有料配信する「NHKオンデマンド」では、出演番組の配信を当面停止する決定をした。番組のHPからは早々に写真も削除された。さらに瀧容疑者の冠番組『ピエール瀧のしょんないTV』(静岡朝日テレビ)は、放送休止を発表。HPも削除された。ウォルト・ディズニー・ジャパンは、映画『アナと雪の女王』で、瀧容疑者が声優を担当していたオラフ役の日本語吹き替え声優を交代すると発表している。今年、公開を控えている出演映画『麻雀放浪記2020』は予定通り公開に踏み切るが、『居眠り磐音』については撮り直しを行うそうだ。

広がる「作品に罪はない」の声

 こうした対応にネット上では「作品に罪はない」と、作品を封印したり代役をあてる等の対応に抵抗を示す声が多い。つい先月のことだが、俳優の新井浩文被告(40)が強制性交等で逮捕された際の業界の対応も、今回の瀧容疑者の逮捕と同様に、素早く、そして厳しいものだった。公開予定だった映画は公開中止を発表し、所属事務所も早々に契約を解除。NHKも瀧容疑者と同じく、出演作品のオンデマンドでの配信を取りやめるといった決定を下している。

 新井被告の逮捕による業界の素早い対応を目の当たりにしてきたうえで、瀧容疑者逮捕を受けて同様の対応がなされることに、“またか”の空気が広がり「作品に罪はない」の声は大きくなりつつある。この空気を察知してか、「週刊文春オンライン」が俳優逮捕による作品自粛に関する緊急アンケートを開始している。

1 2 3

「コカイン使用で逮捕されたピエール瀧を巡る自粛の嵐とワイドショー報道の是非」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。