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アマゾン「Amazon Go」は日本のコンビニ24時間労働を改善するヒントになるか?

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Amazon Go(「Wikipedia」より/SounderBruce)

 コンビニエンスストアの人手不足と24時間営業による、従業員やオーナーへの負担が問題になっている。

 この問題を解決するにはいくつもの課題をクリアしなければならないが、その解決方法のひとつがレジの無人化だとされている。レジの無人化は日本でもいくつかの方式で模索されており、海外ではすでに営業を始めている例があるのだ。

 なかでも最も注目を集めているのが、Amazon Goだ。Amazon Goはレジのキャッシュレス化を実現しただけでなく、レジそのものをなくしてしまった。

果たしてAmazon Goの採用した決済方式は、人手不足を解決するヒントになるだろうか。

レジのない店舗

 Amazon Goの1号店がシアトルにオープンしたのは、2018年1月22日。AIを駆使した無人販売店舗として大きく注目された(実際には無人ではない)。

 Amazon Goを利用する際はスマートフォンにインストールした専用アプリを起動してQRコードを表示し、入り口でそれドをスキャンさせて入店する。あとは店内で欲しい物を手に取るなりバッグ(自分のバッグでも構わない)に入れるなりして、そのまま店の外に出ればよい。

 店内にはレジがないため、利用者は購入したい商品を改めて誰かに示す必要もない。とにかく、手に取ったらそのまま店を出れば良いのだ。この購入方法を、Amazonは「Just Walk Out」と呼んでいる。

 店舗を出てからしばらくすると、利用者は自分が店から持ち出した商品が購入済になったことをスマートフォンで確認できる。

 なぜ、このようなことが実現できるのか。それは、店舗の天井に設置された多数のカメラや商品棚のセンサーが、利用者の行動と商品の動きを追跡しているからだ。天井のカメラが捉えた映像を、ディープラーニングで学習したAIが解析、どの顧客がどの商品をいくつ取り出して持ち出したかを判断し、仮想カートに入れる。

 そして、商品が店外に持ち出されたことを確認すると、利用者のアカウントに設定された支払い方法で決済するのだ。この技術により、利用者は現金を使う必要がなくなり、店舗はレジが必要なくなった。この利用体験を紹介した動画がアップされているので、ご覧いただければその便利さがわかる。

動画はこちら。

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