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『いだてん~東京オリムピック噺』でピエール瀧容疑者の代役を演じる、三宅弘城とは?

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三宅弘城Twitterより

 俳優でミュージシャンのピエール瀧容疑者(51)が、コカインを使用した麻薬取締法違反容疑で逮捕されたのは3月12日のこと。そこからの1週間、メディアはまさに“瀧容疑者一色状態”となった。本日も瀧容疑者がらみで新しい情報が発信された。新しい情報とは、瀧容疑者が出演していたNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺』の足袋職人・黒坂辛作役の代役が決まったというニュースだ。

 新たな黒坂役としてNHKから20日にも正式発表されるだろうと言われているその俳優の名は、三宅弘城(みやけひろき・51)。所属事務所は大人計画で、劇団ナイロン100℃のメンバーでもある。これまで『いだてん』で脚本を執筆している宮藤官九郎のドラマや舞台にも多く出演しており、いわゆるクドカンファミリーの一員だ。宮藤とは<グループ魂>というバンドでも活動中で、三宅は<石鹸>の名前で19997年からドラムを担当(これが非常に力強く、素晴らしい演奏なのだ)している。

 宮藤とは盟友ともいうべき仲であり、その三宅が今回黒坂役の代役を引き受けたというのは筆者としてはなかなか胸アツな展開なのである。すでに瀧容疑者の演技で一定の評価があった黒坂幸作役を新たなイメージで作り上げなくてはならないこと。昨年6月にはもう撮影が始まりスタッフ・キャストの絆が固まっている中にひとり飛び込まなければならないこと。三宅に課せられた課題は多いが、筆者は彼ならきっと大丈夫だ、新しい黒坂を演じてくれるはずだと放送を観る前からすでに確信している。

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ウェジー 2019.03.13

 なぜなら、この人は上手いのだ。とにかく芝居がべらぼうに上手い。それも大仰な芝居ではなく、非常に細かく、そして人の心を静かに揺さぶるような芝居ができる人なのである。三宅が出演した舞台を鑑賞して「あれ、いつのまにか頭の中に三宅さんが棲みついて離れてくれないわ」という状態になることが何度かあった。

 たとえば2007年に三宅が太田川剛役で出演した舞台『宝塚BOYS』。男子禁制の宝塚の舞台に立つことを夢見て宝塚・男子部に集まった男たちの物語なのだが、筆者はこの舞台の三宅演じる太田川を観て切ないのと愛しいので人目をはばからず大号泣してしまった。終演後に鏡を見て我ながらぎょっとするぐらいに、目が腫れていたことを覚えている。もちろん脚本や演出、つまり物語自体が素晴らしかったことが言わずもがななのだが、とくに三宅の演技がいつまでも忘れられないほどに余韻あるものだったのだ。

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