
mattkuwata_official2018
Instagramより
元プロ野球選手・桑田真澄氏の次男で、モデルやタレントとして活動するMatt(24)。所属事務所のホームページによれば、肩書きはアーティストであり、小学校〜高校時代に吹奏楽やピアノなど音楽に触れ、大学生の頃、ブライダルモデルを始めた。
そんなMattは陶器のような肌の白さ、そして彫刻のような彫りの深さ、中性的な細い輪郭が特徴で、初めて見る人はおそらく二度見するほど現実離れした顔面をしている。これにネット上では、美しさを超えて「気持ち悪い」「不気味」といった声もあがるほか、この現実離れした、架空の物語の登場人物のようなビジュアルが天然のものではあるまい、という考えからなのか、常日頃から整形疑惑がささやかれてきた。
このように『Mattといえば浮世離れした顔面』と言えるほどに、注目を集めてきた彼が、このたび、インスタにすっぴんを公開したことが大きなニュースとなった。
かつて『すっぴん公開』はブログ芸能人らがこぞって参入していた分野であり、この『すっぴん公開』をすればネットニュースで騒ぎになるという構造が、一時期、流行っていた。だがこれは普段メイクをしていることの多い女性芸能人に限られており、Mattのように男性がすっぴんを公開して話題になるということはなかった。男もテレビや雑誌に登場するにあたってはヘアメイクが付いているが、基本的に「ほぼすっぴん風」の仕上がりになっていることが多いからだ。
ちなみに、現在では写真を手軽に加工できるため、すっぴん写真にもあとから自由に加工を加えられる。Mattはすっぴん写真投稿で「おでこホクロだらけ」と綴っているが、たくさんのホクロは写真を拡大しても見つけられない。メイク後の写真も、ある程度加工をしているはずだろう。
今回の騒動で際立つのは、「男の過度なメイクは気持ち悪い」という社会通念だ。この投稿にMattは、ハッシュタグを用いつつ「いままで僕の顔で不快な思いをされた方ごめんなさい」「ナチュラルが一番だなんて分かってますよ」と綴った。ただその上で、「でもね 僕は変化することが大好きなんです」「メイクってほんとに魔法のよう」「だからメイクさせてください」「これからもどうか応援よろしくお願いします」と、メイクの素晴らしさを語っている。そしてその翌日は、またいつものMattメイクの写真がアップされていた。
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