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NGT48メンバー42人中12人がファンと不適切な関係という致命的なスキャンダルの後遺症

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ソニーミュージックNGT48オフィシャルwebページより

 NGT48メンバーの山口真帆が、グループの寮であるマンション内で暴行被害を受けた事件について、運営会社のAKSは3月21日、第三者委員会による調査結果を公表した。事件発生は昨年12月だが、今年1月、被害者である山口真帆が自ら告発して暴行事件が発覚。一部メンバーが犯人グループに関与していると訴えたことで波紋を広げていた。

 ネット上では、メンバーが犯行をそそのかしたか否かや、メンバーとファンの個人的な「つながり」が注目されていた。調査報告書では「事件そのものにNGT48のメンバーが関与した事実はなかった」と否定している。しかし一方で、「数人のメンバーがファンとの『つながり』(私的領域における接触)があったとして自ら申告している」とするほか、メンバーの事情聴取では山口真帆を除く全41人中36人のメンバーからファンと「つながり」を持つ12人の個人名が挙がったことを報告している。

 AKSはメンバーとファンの「つながり」は不適切であるとしながらも、運営体質やメンバーの管理方法に問題があったことから「風紀の乱れ全般は、今回は不問に致します」と報告。そのうえで「NGT48を皆様にもう一度応援していただけるよう、健全な運営に取り組んでまいります」と騒動の収束を宣言している。

自分の推しメンも「つながり」かもしれないという不信感

 研究生を含む42人中12人ものメンバーがファンとの不適切な「つながり」を持っていたことは、アイドルグループとして前代未聞だろう。該当メンバーの名前を明かせばバッシング対象になってしまうのは必至。彼女らを過剰な攻撃から守るため、公表を控えた点は賢明だ。

 しかし一方で、12人はかなり多く、NGT48のファンは疑心暗鬼に陥っている。自分の応援する「推しメン」はどうなのかが判然としない状況で、ファンとメンバーの信頼関係は崩れ去ってしまった。さらに、NGT48の清廉潔白なメンバーたちもあらぬ疑いをかけられることになる。運営の対応は最善のものとは言いがたいだろう。

 ここで、騒動の発端となった山口真帆の告発に立ち返りたい。山口真帆は被害を報告したあと、元劇場支配人の今村悦朗氏の名を挙げ、「クリーンなNGTにするって言ったのに」「悪いことした奴だって解雇するって言ったくせに。なんも対処してくれてなくて」と涙ながらに訴えていた。AKSは「悪いことした奴」を解雇せず、現状のメンバーで「クリーンなNGTにする」と判断したことになる。

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