「またSMAP5人で? ないな。あと25年後じゃない?」
「やっぱ緊張感のある5人だから成立するもので。やっぱり、僕らっていうのは“なあなあ”ではないグループなので。他のグループの話を聞くと、メンバー同士でご飯食べに行くとかってよく聞くんですけど、そういうの一切無いグループですから。どっかで、画面通してもやっぱり緊張感があるから、僕はSMAPが成立するのかなって。だから、そのニュアンスがやっぱりちょっとあるからこそ、こういう旅行ってのは楽しいんじゃないのかな?」
「ある意味やっぱ、SMAPはもうちょっとピリッとするからね。やっぱり僕は、ほどよく距離を置きたいタイプなので。そういう距離感みたいなのが、ああなった(旅行した)時にどうなってしまうのかな? っていう……やっぱ、楽しいんじゃないかな? と思って。楽しかったでしょ?」
中居が明かしているように、また解散後に香取慎吾や稲垣吾郎も話しているように、当時のSMAPはある意味、ビジネスライクな関係だったのだろう。とはいえ、伝説の「5人旅」の空気感を見れば、そこにゆるぎない信頼関係があることはすぐにわかる。ファンも、そんなSMAPを愛していた。だからこそ、ひょんなことで彼らが「再会」することもあるのではないか――そう期待してしまうのだ。