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里田まい妊娠の陰に「夫の献身」あり…ゴシップ変化に見る夫婦のいま

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 実際、田中&里田夫婦が第一子妊娠を報告した2015年の頃は、ニューヨークでのセレブ生活に大きな注目が集まるほか、そもそも里田はバラエティ番組で“おバカタレント”としてお茶の間に認知されたのちの結婚であったため、とくに里田の献身賢妻ぶりを報じる記事が多く見られた。

 結婚後は里田の料理の腕前が認知されたからか、ネット上では「いいお母さんになりそう」と、里田が母として妻として子供と夫を支えていくこと前提での祝福の声が目立っていた。つまり芸能人の妊娠を伝えるゴシップで、夫がどれだけ献身的だったかということなどは、数年前までは扱われもしなかった。

 だが今回、「女性自身」は田中が子育てにコミットすることを決意したこと、そのうえで里田に尊敬を抱き、いたわりの気持ちが生まれたこと……と、田中の動向を中心に報じている。

 里田は長男出産後の2017年4月のブログで、ママ友と子連れで遊んだことを報告しながら初めての子育てを振り返り「息子たちもいっぱい泣いたけど、私たちもいっぱい泣いた一年だったね」と綴っていた。「夜泣きとか、永遠に続くのかしら」など不安が押し寄せ、また分からないこともたくさんあったが、一緒に悩んだり励ましあったママ友の存在が何よりも大きかったとあった。この当時、まさに里田は子育てでいっぱいいっぱいだったのかもしれない。

 「妻は家庭を守り、夫は外で金を稼ぐ」という夫婦像が幻想化した平成の終わりだが、こうあるべきであるという価値観やそれが最も自然であるという考えはまだ、どっしり根強く残り続けている。そんな中での“夫の献身”を家族サービスのような範疇から超えて提示した記事は、時代の一つの変化を感じさせてくれた。

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