NGT48暴行事件と秋元康は無関係ではない!「握手させる駒」としてアイドルを利用した責任をどう取るのか

【この記事のキーワード】

NGT48事件もスタッフとメンバーの責任で終わるのか

 秋元氏が自分に都合の悪い問題の際に雲隠れするのは、なにも今回だけの話ではない。

 2014年のAKB48握手会襲撃事件の時も、乃木坂46「おいでシャンプー」のスカートをまくり上げるダンスが炎上した時も、HKT48「アインシュタインよりディアナ・アグロン」の歌詞が女性蔑視であると炎上した時も、欅坂46が着たナチスの軍服に酷似した衣装によりサイモン・ウィーゼンタール・センターから謝罪要求が着た時も、秋元氏が企画と原作を担当した渡辺麻友主演ドラマ『サヨナラ、きりたんぽ』(『サヨナラ、えなりくん』に改題/テレビ朝日系)に秋田県から抗議が来た時も、欅坂46の握手会で発煙筒が投げ込まれ果物ナイフを所持した男が逮捕された時も、2018年にさいたまスーパーアリーナで行われたAKB48グループのコンサートでメンバーがステージから落下して大けがを負う事件を起きた時も、秋元氏は表に登場しなかった。

 コメントすら出さないケースがほとんどなのだが、たとえコメントを出したとしても、「おいでシャンプー」やサイモン・ウィーゼンタール・センターのケースでは、スタッフに責任を押し付けるだけだった。また、社会的な問題に発展した2014年の握手会襲撃事件の時ですら沈黙を続け、1カ月近く経ってようやく、読売新聞の自身の連載で触れるにとどまるものだった。

 今回のNGT48暴行事件は、もしも状況が悪ければ人命が奪われかねなかった大事件だというのが世間一般の認識だが、AKSでは「被害者が騒ぎすぎ」と見なしている。ここでタレントの安全管理について徹底した検証が行われなければ再び同じような事件が起きる可能性がある。

 だからこそ、社会全体がAKSの不誠実な対応に怒りをぶつけているのだ。それにも関わらず、秋元氏のコメントが人づてに伝えられた「憂慮している」だけではあまりに無責任すぎるだろう。

 NGT48暴行問題で不誠実な対応をとっているのはAKSおよびNGT48運営だけではない。秋元康氏も同罪だ。

1 2 3

あなたにオススメ

「NGT48暴行事件と秋元康は無関係ではない!「握手させる駒」としてアイドルを利用した責任をどう取るのか」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。