
「Getty Images」より
自身の給与を増やすための方策として、「自身の売上高を増やす」「自社の売上高を増やす」「管理職になる」の3つがあります。前回は、一番正統派ともいえる自身の売上を増やす方法について考えました。
今回は、管理職になる方法について考えてみたいと思います。ここでは、管理職とは、部長や課長などの組織の管理を行う人と位置づけます。
管理職が、管理職自身で上げた売上高より高い給与を得ているのは、管理職を設置したほうが会社として効率的に動けるようになるからにほかなりません。一人ひとりバラバラに働いて最高のパフォーマンスを出せるのであれば、管理職を置いておく必要はないわけです。
チームの方向性をまとめたり、役割を割り振ったり、意見の相違を解消したりして、組織として行動することで、より効率的な業務ができるように動く必要があります。
組織によって、管理職に期待する役割の細部は異なりますが、多くの会社で共通する能力があります。今回はその代表的なものを4つご紹介します。これらを身につけることで、皆さんが管理職になれる可能性は高まるでしょう。