管理職の給料はなぜ高いのか? 管理職を目指す時に身につけるべき4つの能力

【この記事のキーワード】

能力獲得の為の方法

1.経営方針を理解できる

 経営方針と一口に言っても分野は多岐にわたります。財務やマーケティング、製造工程、人事については多くの企業で該当するでしょう。また、企業によっては知的財産やITの知識も含まれるかもしれません。

 これだけの知識を網羅的に獲得するためには、経営大学院への進学や資格学習を行うのがわかりやすい方法です。これらは、学習した知識の裏づけになります。また、学習を通じて新たな社外との繋がりを作ることができるのも大きなメリットとなります。しかし、費用と時間がかかることと、自社のケースを取り扱うわけではないので、得た知識を使って自社の方針を読み解く必要があります。

2.経営方針を部下が理解できるような言葉に翻訳し、伝えることができる

 次に、理解した内容を部下に落し込むためには、皆さんの上司が経営方針を説明している時、「どこが理解できて」「どこが理解しづらかったか」をメモしておくと良いでしょう。

 また、さらに踏み込んだ練習として、自身で声を出して説明してみるというものもあります(聴く人がいなくても良い)。聴いていて理解できても、説明してみようとすると思った以上に声に出すのは難しいものです。

 1と2を合わせて練習するための取組みとして、他部署にいる同僚や同期と勉強会を開くというものがあります。経営方針や中長期計画の資料を持ち寄り、経理部員は財務について・営業部員はマーケティングについて……と担当を決めて話し合うことで、お互いの理解の促進に繋がるでしょう。他部署の同僚は、皆さんの部署の業務についてはまったくの素人ですので、専門用語を簡単にかみ砕いて説明する練習にもなります。

3.経営方針達成のために、管轄している組織が何をするべきかを設定できる

 3つ目は自組織の戦略立案です。これについては、普段の業務の中で、皆さんの上司である課長や部長の業務を補佐することで実践的な能力を身に付けることができるでしょう。また、前回記載した、勝ちパターンを見つけるという作業はこの能力開発に直結します。

4.仕事を通じて部下を育成することができる

 最後は部下育成です。部下育成についてはそれだけで何冊の本にもなるぐらい広く・深いテーマですが、まずは“普段の後輩指導”でPDCAを回すのが近道になるでしょう。

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