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令和の有識者懇談会メンバーに“女性枠”? 『news every』のあからさまな「女性蔑視」

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Getty Imagesより

 4月1日に平成の次の元号が令和に決まって以降、ニュース番組やワイドショーは新元号に関する話題でもちきりだが、そんななかにあって『news every』(日本テレビ系)の報じ方が「女性蔑視」であるとしてネット上で炎上している。

 問題となっているのは、元号が決まった4月1日の夕方に放送されたもの。

 この日の『news every』はジャーナリストの池上彰氏をゲストに招き、新元号が決まるまでの政府内におけるやり取りを解説していた。

 そういった解説のなか、元号に関する有識者懇談会の話題でモニターに映し出された画像が、非常に不自然なものだった。

「女性」カテゴリーにネット上では異論が続出

 「有識者のメンバーは」とタイトルのつけられた画像は、有識者懇談会に選ばれた人たちがどういった専門分野をもった人なのかをカテゴリー分けしながら説明していた。

 たとえば、ノーベル賞受賞者で京都大学教授の山中伸弥氏は「学識経験者」。前最高裁長官の寺田逸郎氏は「法曹界」。前経団連会長の榊原定征氏は「経済界」。日本私立大学連盟会長の鎌田薫氏は「教育界」。日本新聞協会会長の白石興二郎氏と、NHK会長の上田良一氏と、日本民間放送連盟会長の大久保好男氏は「マスコミ界」。

 これらのカテゴリー分けはよく理解できるのだが、問題は、作家の林真理子氏と、千葉商科大学教授の宮崎緑氏のカテゴリーだ。この2人が属するカテゴリーには、一言だけ「女性」と書かれていた。

 「女性」は専門性を示すカテゴリーでもなんでもない。なぜこういった分け方をしたのだろうか。

 専門性で分けるのであれば、林真理子氏は「マスコミ界」でよかったし、宮崎緑氏も「学識経験者」のカテゴリーのなかに入れればよかったと思うのだが、どうして「女性」などというカテゴリーをつくったのか?

 これに対しては視聴者から疑問の声が多く起こった。インターネット上にはこういった書き込みが多く投稿されている。

<女性は「女性」枠以外では出られないと>
<これは腹立つ 女性、じゃなくて各個人の知識や経歴は? 女性をとりあえずいれとけばいいだろうと?>
<本当に情けないカテゴリー分けで、もう乾いた笑いしか出ないよ>
<男性だけで決めると後で文句言われそうだから、女性も参加させといたという意図かな>

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