指原莉乃が「嘘にまみれている 言い訳会見」と作詞でAKSを批判!? アイドルへの処女信仰もケチョンケチョン

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 こんな息苦しいことはないだろう。自己主張すること自体をことごとく否定され、「清楚な黒髪で他人の言うことに文句も言わず従う」という人物像を押し付けられるのだから。こんな同調圧力はアメリカの女性シンガーや韓国のK-POPアイドルにはいっさい存在しない。

 指原自身もAKB48やHKT48の活動を通じてファンからそういった理不尽な評価を受けてきただろうし、同じグループに属する仲間がそういった暴言を浴びせられるのも嫌というほど見てきたはずだ。

 指原は4月28日に行われる横浜スタジアムでのコンサートをもってAKB48グループを卒業する予定だが、彼女は最後の最後で「いらないツインテール」を通じて、日本のアイドル文化のおかしさを告発しようとしているのかもしれない。

指原莉乃がHKT48の後輩メンバーに助言「長いものに巻かれるな!」

 そうであれば、当然、2010年代のアイドル文化の異常性を築き上げた張本人であるAKB48グループ総合プロデューサーである秋元康氏への批判もあってしかるべきだろう。「いらないツインテール」にはこんなラインもある。

<この先は(頭空っぽのふりして)/合わせに(行くのは)やめるよ(限界)/ダサいじゃん?>
<努力する(笑われることもあるだろう)/男も(女も)全員(平等/かっこいいじゃん>

 これは、<女の子は可愛くなきゃね 学生時代はおバカでいい><女の子は恋が仕事よ ママになるまで子供でいい それよりも大事なことは そう スベスベのお肌を保つことでしょう?>といった歌詞で大炎上した「アインシュタインよりディアナ・アグロン」(2016年4月リリースHKT48「74億分の1の君へ」カップリング)へのアンサーと受け取ることができるかもしれない。

 実は、指原は今年の1月12日にHKT48劇場で行われた自身の生誕祭公演のMCでもHKT48の後輩メンバーに対して<長いものに巻かれるな!>とアドバイスを送っている。

 指原といえば空気を読むことに関して非常に長けた人物で、秋元氏をはじめとした業界の有力者やテレビ業界で力をもつMCたちに媚び、「長いものに巻かれる」ことでキャリアを築き上げてきた人だ。

 そんな人だけに、「いらないツインテール」の歌詞や<長いものに巻かれるな!>宣言には説得力がない。しかし、そういうキャリアの積み方をしてきたからこそ、10年以上続けたアイドル人生の締めくくりになってようやく違和感が渦巻き始めたのかもしれない。

 指原莉乃がアイドルグループの一員でいられる期間はあと少ししかない。残される後輩たちのためにも、日本のアイドル業界の理不尽な構造やおかしな価値観を撃つ言葉をたくさん残してほしい。

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