ディーン・フジオカ、中村倫也に続く「イケメンロス枠」
朝ドラでは主人公はもちろんのこと、脇を固める人物たちも大いに活躍する。その役柄に人気が出るほど、出演が終わると「ロス」現象が生まれて世間を賑わす。2016年放送の『あさが来た』の五代様役で女性視聴者を釘付けにしたディーン・フジオカや2018年放送の『半分、青い』で「まーくん」を演じた中村倫也など、大ブレイクを果たした若手イケメン俳優は数多い。主婦層や女性視聴者の胸をときめかせる「イケメン」は、忙しい朝の癒やしであり、一日を頑張る原動力になるからだ。
今作『なつぞら』では、100作という節目もあるからなのか、これでもかと若手イケメン俳優が投入されており、どこを見てもイケメンばかりで大渋滞している印象。なつの兄には正統派イケメンの岡田将生、義理の兄にはモデル出身の俳優・清原翔、なつの生涯に影響を与える青年には某雑誌の国宝級イケメンに選ばれた吉沢亮。幼なじみには爽やかな魅力の光る工藤阿須加、というように、挙げたらキリがないほどのイケメンが揃っている。なつの青春時代が描かれるのは第3週からの放送になるが、どの俳優が女性視聴者のハートを掴むのか、見届けるのが楽しみだ。
なつが誰と結ばれるのかまったく先の読めない展開
激動の第1週に引き続き、第2週もなつの物語は波乱含み。兄からの手紙が届かないことを気に病んだなつは、柴田家を飛び出して東京へ戻ろうとする。孤独と葛藤が爆発する第2週は、涙なくして観ることができなそうだ。
今までの朝ドラでは、主人公の恋の相手役が誰になるのかだいたい予想できたものだが、イケメンが大渋滞の『なつぞら』では、なつがいったい誰と結婚して家族を作るのかの予想がつかない。離れ離れになった兄や妹の所在や、再会を果たせるのかも気になるところ。先の読めない朝ドラ『なつぞら』。見逃した人は今からでも十分間に合うので、ぜひご覧ください!
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