山崎賢人と吉沢亮に向けられる「もう飽きた」の声 日本映画界は人材不足なのか

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山崎賢人と吉沢亮は実写映画化の常連

 山崎賢人と吉沢亮に“飽きた”というのは、二人の役者としての評価が低いわけではなく「毎回同じキャスト陣と共に、漫画の映画実写化に出演すること」に飽きた、という意味合いが強いだろう。要するに、制作側のキャスティングの問題だ。

 数年前から山崎と吉沢は漫画を実写化する際に欠かせない“常連俳優”となっている。二人が共演してきた『オオカミ少女と黒王子』『斉木楠雄のΨ難』も原作は漫画であり、山崎は『L・DK』『ヒロイン失格』『一週間フレンズ。』『四月は君の嘘』『ジョジョの奇妙な冒険』など、吉沢は『銀魂』『ママレード・ボーイ』『あのコの、トリコ。』など、数々の漫画原作の実写映画に出演してきた。確かに山崎賢人と吉沢亮ばかりが重宝されている。

 当たり前だが、それら作品がすべてヒットしたわけではない。たとえば『一週間フレンズ。』の興行収入は7.2億、『ジョジョの奇妙な冒険』は9.2億で、大規模公開作品のヒットラインといわれる10億円の壁を突破できなかった(日本映画製作者連調べ)。それでも繰り返し、漫画を原作とした実写映画が制作され続ける奇妙さが、得体の知れない違和感につながってもいるだろう。

 キャスティングの面でいえば、山崎賢人と吉沢亮だけでなく、似たような顔ぶれが目立つ。『キングダム』の出演者では、橋本環奈は『斉木楠雄のΨ難』『銀魂』、長澤まさみは『銀魂』にも出ている。果たして、日本映画界は役者の人材不足なのだろうか。

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